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令和5年第1回(3月)定例会(第7日目) 名簿
令和5年第1回(3月)定例会(第7日目) 本文

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  1. 二宮町議会 2023-03-07
    令和5年第1回(3月)定例会(第7日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和5年第1回(3月)定例会(第7日目) 本文 2023-03-06 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 284 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 2 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 3 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 4 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 5 : ◯町長【村田邦子君】 選択 6 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 7 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 8 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 9 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 10 : ◯職員【黒石俊彦君】 選択 11 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 12 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 13 : ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 選択 14 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 15 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 16 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 17 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 18 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 19 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 20 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 21 : ◯9番【前田憲一郎君】 選択 22 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 23 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 24 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 25 : ◯13番【野地洋正君】 選択 26 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 27 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 28 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 29 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 30 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 31 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 32 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 33 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 34 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 35 : ◯職員【黒石俊彦君】 選択 36 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 37 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 38 : ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 選択 39 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 40 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 41 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 42 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 43 : ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 選択 44 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 45 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 46 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 47 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 48 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 49 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 50 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 51 : ◯職員【黒石俊彦君】 選択 52 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 53 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 54 : ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 選択 55 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 56 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 57 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 58 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 59 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 60 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 61 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 62 : ◯町長【村田邦子君】 選択 63 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 64 : ◯政策部長【志賀道郎君】 選択 65 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 66 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 67 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 68 : ◯4番【一石洋子君】 選択 69 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 70 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 71 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 72 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 73 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 74 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 75 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 76 : ◯4番【一石洋子君】 選択 77 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 78 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 79 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 80 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 81 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 82 : ◯4番【一石洋子君】 選択 83 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 84 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 85 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 86 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 87 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 88 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 89 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 90 : ◯企画政策課長【神保和美君】 選択 91 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 92 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 93 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 94 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 95 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 96 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 97 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 98 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 99 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 100 : ◯教育部長【椎野文彦君】 選択 101 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 102 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 103 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 104 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 105 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 106 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 107 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 108 : ◯7番【松崎 健君】 選択 109 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 110 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 111 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 112 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 113 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 114 : ◯生活環境課長【安藤好幸君】 選択 115 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 116 : ◯財務課長【須田泰弘君】 選択 117 : ◯7番【松崎 健君】 選択 118 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 119 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 120 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 121 : ◯生活環境課長【安藤好幸君】 選択 122 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 123 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 124 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 125 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 126 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 127 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 128 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 129 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 130 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 131 : ◯財務課長【須田泰弘君】 選択 132 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 133 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 134 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 135 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 136 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 137 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 138 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 139 : ◯財務課長【須田泰弘君】 選択 140 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 141 : ◯政策部長【志賀道郎君】 選択 142 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 143 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 144 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 145 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 146 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 147 : ◯財務課長【須田泰弘君】 選択 148 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 149 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 150 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 151 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 152 : ◯4番【一石洋子君】 選択 153 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 154 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 155 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 156 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 157 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 158 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 159 : ◯町長【村田邦子君】 選択 160 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 161 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 162 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 163 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 164 : ◯7番【松崎 健君】 選択 165 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 166 : ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 選択 167 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 168 : ◯7番【松崎 健君】 選択 169 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 170 : ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 選択 171 : ◯7番【松崎 健君】 選択 172 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 173 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 174 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 175 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 176 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 177 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 178 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 179 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 180 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 181 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 182 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 183 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 184 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 185 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 186 : ◯町長【村田邦子君】 選択 187 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 188 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 189 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 190 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 191 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 192 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 193 : ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 選択 194 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 195 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 196 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 197 : ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 選択 198 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 199 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 200 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 201 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 202 : ◯7番【松崎 健君】 選択 203 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 204 : ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 選択 205 : ◯7番【松崎 健君】 選択 206 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 207 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 208 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 209 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 210 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 211 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 212 : ◯町長【村田邦子君】 選択 213 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 214 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 215 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 216 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 217 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 218 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 219 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 220 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 221 : ◯7番【松崎 健君】 選択 222 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 223 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 224 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 225 : ◯7番【松崎 健君】 選択 226 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 227 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 228 : ◯7番【松崎 健君】 選択 229 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 230 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 231 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 232 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 233 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 234 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 235 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 236 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 237 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 238 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 239 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 240 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 241 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 242 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 243 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 244 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 245 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 246 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 247 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 248 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 249 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 250 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 251 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 252 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 253 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 254 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 255 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 256 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 257 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 258 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 259 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 260 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 261 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 262 : ◯下水道課長【石原慎也君】 選択 263 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 264 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 265 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 266 : ◯下水道課長【石原慎也君】 選択 267 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 268 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 269 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 270 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 271 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 272 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 273 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 274 : ◯町長【村田邦子君】 選択 275 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 276 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 277 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 278 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 279 : ◯5番・議会基本条例推進委員長【渡辺訓任君】 選択 280 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 281 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 282 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 283 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 284 : ◯議長【根岸ゆき子君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                             午前9時30分 開議 ◯議長【根岸ゆき子君】 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は14名でございます。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。  ────────────────────────────────────────────  日程第1 諸報告 2: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第1「諸報告」を行います。  このたび、善波議員に神奈川県町村議会議長会より感謝状の伝達がございます。  二宮町議会運営の先例及び確認事項の第17章、表彰の規定により、議長から伝達することを通例とするものです。  善波議員、前にお進みください。お願いします。                      感謝状  監事 善波宣雄殿  あなたは今回監事として在任せられ、本会の発展並びに地方自治振興のため尽くされた功績は誠に多大であります。よって、ここに深く感謝の意を表します。                                     令和5年2月10日                               神奈川県町村議会議長 田中俊一  これで諸報告を終わります。  ────────────────────────────────────────────  日程第2 令和5年度町長施政方針 3: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第2「令和5年度町長施政方針」を行います。
    4: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。                  〔町長(村田邦子君)登壇〕 5: ◯町長【村田邦子君】 皆様、おはようございます。  令和5年度の予算案並びに諸議案のご審議をお願いするに当たり、ここに町政運営の基本方針とともに概要を申し上げます。  昨年11月の町長選挙におきまして、多くの町民の皆様からご支持とご信託をいただき、再び4年間の町政をお預かりさせていただくことになりました。改めて感謝申し上げます。  近年、二宮町では転入者が転出者を上回る転入超過の状況が続いています。毎月開催しているオンライン移住相談会では、先輩移住者主体の町紹介など、この町独自の移住・定住・交流のPR事業により、多くの皆様に二宮町の良さが伝わっていると感じております。そして、移住・定住をされた方々により新たなコミュニティーが形成されたり、起業、創業されたりという新しい流れが着実に続いてきています。  このような中、町民の皆様の安全・安心を確保するために、役場新庁舎建設をはじめ、公共施設の再編や自然災害への備えなどのハード面はもちろん、地域の中で気に掛け合う関係づくりを進めることが重要となります。  また、高齢者や障がい者に優しく、未来の子どもたちにも豊かな自然環境をしっかり引き継いでいける、そんなまちづくりを町民の皆様とともに進めていきたいと考えています。  さて、現在の国の動向や予算に目を向けますと、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進みつつある中、緩やかな持ち直しが続いている一方で、世界的なエネルギー、食料価格の高騰や、欧米各国の金融引締め等による世界的な景気後退への懸念など、経済を取り巻く環境は厳しさが増しています。  令和5年度は、これからの時代を見据えた次の10年の町の将来を描いた第6次二宮町総合計画のスタートの年になります。本格的な人口減少や少子高齢化の時代に入り、老朽化した公共施設の計画的な更新など、喫緊の課題がある中でのまちづくりがどうあるべきか、町民の皆様と一緒に考え、一歩一歩着実に進めていきたいと考え、「よりよい未来に向けた、持続可能なまちづくり」として令和5年度予算案を取りまとめました。  新年度予算5会計の予算総額は172億445万1,000円となり、令和4年度と比較して3.6%の増となりました。このうち一般会計は89億7,700万で1.3%の増、特別会計は67億9,056万6,000円となり、12.3%の減、企業会計は14億3,688万5,000円となりました。  それでは、新年度予算の重点施策・事業について、第6次二宮町総合計画前期基本計画の重点的方針に沿ってご説明申し上げます。  初めに、「公共施設の利便性、機能性を高めるまちづくり」です。  まず、これまで長い期間をかけて町民の皆様や議会からのご意見をいただきながら検討を進めてまいりました役場新庁舎建設については、令和3年度に取りまとめた新庁舎・駅周辺公共施設再編計画にお示ししたとおり、果樹公園に役場新庁舎を建設し、ラディアン周辺に行政機能を集約するため、竣工後23年が経過するラディアン、図書館のリニューアルやにのみやホテル跡地の活用も含めて、令和5年度は基本設計に着手してまいります。  併せて、果樹公園の用地取得に向けても神奈川県との協議を進め、できるだけ早く町民の皆様の利便性の向上とともに災害時の安全・安心の確保につながるよう取り組んでまいります。  また、老朽化の著しい町民センターの代替施設として、二宮町の玄関口である駅前に計画しています駅前複合施設については、関係者の方々を交えた基本構想策定検討委員会を立ち上げ、急ぎ計画の具体化を図ってまいります。  そのほか、昭和47年に竣工した消防庁舎の改修に必要な実施設計を引き続き行うほか、地域づくりの拠点となる地域集会施設についても、地域の皆様と話し合いを行いながら、現在進めている百合が丘老人憩の家の改築工事と富士見が丘老人憩の家の代替施設である(仮称)富士見が丘公会堂の建設に加え、入川匂老人憩の家及び下町老人憩の家の改修工事を実施するほか、梅沢老人憩の家及び中里老人憩の家の耐震等改修設計を進めてまいります。  続いて、「子どもの笑顔がかがやく、子育てと教育のまちづくり」です。  初めに、子育て支援です。  令和5年度から、神奈川県の小児医療費助成事業の補助対象年齢の拡大等により、およそ1,500万円の財源が生まれました。この財源を「子どもの笑顔がかがやく、子育てと教育のまちづくり」へ重点的に投資することにより、子育て・教育関係予算を約22億5,400万円とし、令和4年度の約21億7,600万円から7,800万円、3.6ポイント増額することができました。  主な内容としては、町ではこれまで、子育て世代包括支援センター「にのはぐ」で母子手帳を交付する際の面談や出産後の赤ちゃん訪問を行ってまいりましたが、これに加え、新たに妊娠8か月を迎える妊婦の方にアンケートを行い、必要な方には面談を行うなど、必要な支援につなぐ伴走型支援の充実を図るとともに、出産・子育て応援交付金として、妊娠届出時に5万円、出生届出後に5万円と2回に分けて、合計10万円をそれぞれ面談等を行った上で交付する経済的支援を一体として行ってまいります。  また、産後の母親の心身の不調や育児に不安のある方を対象に、産後ケアとして、助産師による訪問やショートステイを実施するとともに、産婦健診の補助を行ってまいります。  そして、出産後には、ゼロ歳から1歳の子どもがいる世帯への支援として紙おむつ用のごみ袋を無償配布するほか、3歳児健診において、新たに目の屈折検査を導入し、目の屈折異常を早期に発見し、適切な治療につなげてまいります。  次に、保育・教育環境の整備についてです。  近年、保育士不足が社会問題になっており、二宮町も例外ではありません。そこで、保育士不足を解消するため、町内の民間保育所に新規に常勤保育士として勤務し継続している方に就労支援給付金を支給するとともに、町内保育所の合同就職相談会を開催いたします。  また、個別の対応が必要な園児が増加していることから、障がい児保育事業費補助金の対象拡充を行い、民間保育所を支援してまいります。  そして、現在、子どもへの対応の仕方などを助言するために、町内各幼稚園、保育所へ心理士を派遣している巡回相談については、派遣日数を増加し、教職員や保育士の負担軽減を図るとともに、ヤングケアラーやひとり親家庭などで家事・育児等の日常生活に支障を来している家庭に対し、緊急時にヘルパーを派遣する仕組みをつくります。  なお、令和7年度からの新たな二宮町子ども・子育て支援事業計画の改定に反映できるよう、さらなる子育て世代のニーズを把握するためのアンケート調査を実施いたします。  次に、学校教育関係ですが、4月から町内全ての小中学校をにのみや学園と称し、施設分離型小中一貫教育を始めます。全ての学校が認め合い高め合う二宮の子という統一した教育目標を持ち、目指す子ども像を共有して、様々なプロジェクトを実施してまいります。  プロジェクトの1例として、子どもたち同士の交流があります。小学校高学年の部活動見学や授業見学、中学校生徒会と小学校6年生との交流、中学校進学前に他の小学校の児童と交流するなど、様々な交流を拡充していくため、バスによる移動手段を確保し、小学校と中学校のつながりを大切にして、子どもたちの9年間の学びや育ちを支えていきます。  また、義務教育の9年間を通した教科ごとのカリキュラム研究を継続していきますが、この研究や児童・生徒間の交流などを実施する際、学校運営に支障が生じないよう、不在になる教員の補充対応についても、町単独予算により確保しました。  なお、今後の魅力ある施設一体型小中一貫教育校の設置に向けても研究を進め、成果としてお示ししてまいりたいと思います。  一方、それまでの間も子どもたちの学びの場を着実に整備する必要があります。学校施設については、令和2年度に実施した各小中学校の施設点検結果に基づき、山西小学校の南棟校舎外壁等大規模改修工事など、優先順位の高いものから速やかに長寿命化を進め、児童生徒が安心して学ぶことのできる環境を維持するとともに、通学路についても、合同点検の結果を基にさらなる安全対策を計画的に進めてまいります。  近年、全国的に不登校の児童生徒が増えており、二宮町でも小中学校で別室登校や放課後登校、オンラインでの授業参加など、個々の思いに柔軟に寄り添いながら教育機会や居場所の確保に努めておりますが、令和5年度は支援教育補助員を増員し、一人一人の教育的ニーズに応じた校内における多様な居場所づくりとして校内フリースペースの設置を進めるほか、民間のフリースクールなどとも情報交換を行ってまいります。  さらに、小学校へ定期巡回するスクールカウンセラーを追加配置し、少なくとも週に1日は全ての学校にスクールカウンセラーが常駐する体制を整え、校内における教育相談体制を充実してまいります。  また、昨今の物価高騰に伴い食材費が高騰し、食べ盛りのお子様を抱えている家庭の家計を直撃しています。給食も例外ではなく、高騰に伴い給食費の値上げが必要な状況になっておりますが、令和5年度は、高騰分について、小中学校の給食費の一部を補助していきたいと思います。  そして、地場産品のオーガニック食材を使用した給食を学期に1回のペースで実施し、地産地消や食育につなげていきたいと思います。  また、将来の給食費の無償化に向けては、持続可能な制度となるよう、公共施設の再編なども踏まえ、引き続きしっかりと財源の検討を進めてまいります。  その他、中学校における休日部活動の地域移行については、幾つかの部活で試行的に始めていき、町、スポーツ協会などへの外部指導に係る費用や人材確保などの課題を検証してまいります。  続いて、「気候変動に対応した安全・安心なまちづくり」です。  地球規模の環境問題が深刻化する中、町民一人一人が地球規模で考えて足元から取り組む意識の向上と行動変容を促すことが必要です。  そこで、「気候非常事態宣言」を発出することにより、町民や事業者の皆様が一人一人から始める意識改革と今すぐ行動する未来づくりへの行動へと転換し、持続可能な環境づくりを推進できるよう、町民発の環境啓発活動として定着したエコフェスタにのみやをはじめ、各種団体等とも連携・協力しながら、未来を担う子どもから大人まで、全ての世代を対象にした様々なパートナーシップの下で積極的かつ効果的な啓発活動に取り組み、体験型の環境教育・保全活動を充実し、脱炭素社会及び循環型社会の実現に加え、生物多様性の保全などを目指します。  次に、安全・安心なまちづくりとしての都市基盤整備については、令和3年7月の大雨により冠水した一級町道10号線(二宮小学校下について)抜本的な雨水対策として実施設計に着手するほか、道路と橋りょうの整備として、一級町道18号線舗装補修工事、緑が丘外周、一級町道14号線舗装補修工事(小田原厚木道路二宮インター下トンネル内)及び橋りょうの定期点検を実施し、さらなる都市基盤の強化を図ってまいります。  このほか、個人所有の老朽化したブロック塀の撤去工事費補助や木造住宅の耐震診断及び改修工事費の補助などを実施することで地震や台風により公道に倒壊する構造物を減少させるとともに、町民が安全に生活できるまちづくりを支援してまいります。  また、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす可能性があり全国的に問題となっている空き家問題について、二宮町空家等対策計画に基づき、空き家のリフォーム及び解体工事費の補助や一過性の相談で終わらない、その後のフォローアップも含めた空き家相談会を実施し、関係団体等との協力の下、継続的に流通、利活用の促進を図ってまいります。  公園については、二宮町公園統廃合計画に基づく利用実態を踏まえた計画的な遊具の更新及び撤去により特色ある公園づくりを進めるほか、今後の計画的な維持管理方針を明確化する二宮町公園施設長寿命化計画を改定してまいります。  消防救急関係では、令和4年度予算として債務負担行為を設定させていただいた第3分団消防ポンプ自動車について、ここで契約のご承認をいただき、早期の導入を行ってまいります。  続いて、「誰もが自分らしく暮らせるまちづくり」です。  全国的な世帯構成の変革を見ますと、昭和50年代では第1位が夫婦と子どものみの核家族世帯、第2位が夫婦と子ども、親の3世代の世帯、そして、第3位が単身世帯であったのが、40年後の令和2年では、第1位が単身世帯、第2位が核家族世帯、そして第5位が3世代の世帯となっており、二宮町も例外ではなく、単身世帯が増加しております。  そして、独り暮らしの高齢者や高齢者夫婦のみの世帯などで近所とのつながりが希薄化し、支援の必要な方が周囲に気づかれずに地域で孤立しているケースが見受けられます。  そんな中、多くの方に地域における見守りの必要性を感じてもらうこと、関心を高めてもらえること、できることから実践してもらうことを目的に、令和4年度に「みまもりガイド」を作成しました。地域の中でお互いに気に掛け合い、声を掛け合い、困り事のある人にいち早く気づけるような地域のつながりが重要であり、必要に応じ専門機関につなげることはもちろん、ふだんから顔の見える関係づくりや地域での防災意識の醸成を図り、高齢者や障がい者など、災害時に自力で避難することが困難な避難行動要支援者ごとに作成する個別避難計画の作成の際にも役立ちます。  そのほか、認知症対策においても、サポーター養成講座受講者に対しさらなる理解を深めるためのステップアップ講座を開催し、地域住民が全体で支え見守る体制づくりを目指して取組を進めてまいります。  令和3年度より設置している「ことわらない相談窓口」には様々なご相談が寄せられています。このほかにも各課の窓口に相談がありますが、お困り事は1つにとどまらず、様々なところで関係していることが分かっています。  令和5年度は、様々な相談の情報を一元管理し、部署を超えた情報共有を行い、特にヤングケアラーやひきこもりの相談など、福祉分野と教育分野との連携強化を図るために福祉相談支援システムを導入してまいります。  また、要介護認定者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるということを目的とし、施設への通いを中心として短期間の宿泊や自宅への訪問介護及び看護師などによる訪問看護も組み合わせることができる地域密着型サービスの1つである看護小規模多機能型居宅介護施設を新規開設する事業者を支援してまいります。  一方で、今後ますます進む高齢化を見据え、コミュニティバスの有効性を検証するとともに、利用しやすい新たな交通施策を検討するための地域公共交通計画を策定してまいります。  また、地域の通いの場での出前講座の開催やコミュニティバスのルート検索が可能になったことを広報するなど、引き続きコミュニティバスの利用促進に取り組んでまいります。  そして、誰もが安心して住み続け、生き生きと暮らしていくためには、心と体が健康であることが最も重要になります。生活習慣病の予防のため毎年実施している特定検診や高齢者の健康診査について、早めの時期に受診し、かつ、未病センターをご利用いただいた方に二宮町商店連合協同組合が発行するジョイカードのポイントを贈呈し、より多くの方に受診いただけるよう勧奨してまいります。  また、社会環境の変化などにより健康課題が多様化する中で、町民の皆様が生涯にわたって健康で豊かな生活を送るために、健康増進、食育推進、自殺対策が一体となった計画を策定するとともに、障がいのある人もない人も将来にわたり住み慣れた地域で安心して暮らすことができる、「ともに生きる社会」づくりを推進することを目的に、二宮町障がい者福祉計画を策定してまいります。  そして、人生100年時代に向けて、子どもから高齢者まで、全ての人に活躍の機会が生まれ、それぞれの余暇時間を充実させるためにあらゆる世代がいつまでも継続して気軽に生涯学習に取り組め、学んだ成果を生かせる環境づくりを目指し、二宮町生涯学習推進計画を策定してまいります。  続いて、「活力がみなぎり、選ばれるまちづくり」です。  地域経済の縮小を克服するためには、町の特徴や資源を活用した創意工夫によるビジネスモデルの構築や、農地の有効活用を支援し、観光とも連携した経済活性化を進めていくことが必要です。  令和3年度から、町の観光事業をより一層推進していくため、観光協会は組織力強化に取り組んでおり、町は引き続き観光協会の法人化に向けた支援をしてまいります。  また、二宮町観光まちづくり戦略に基づき、町の魅力を町内会へ効果的に発信し、関係団体、町民の皆様とともに実施する各種イベント等をきっかけとして関係人口を増加させ、行ってみたい、住んでみたい、住み続けたいと思っていただける持続可能な観光まちづくりを推進してまいります。  次に、二宮らしい産業の振興ですが、特産物として取り組んできた落花生とオリーブの普及については、今後も普及奨励に係る補助を継続するほか、オリーブを活用した様々な商品が二宮ブランドとして認定されていますので、商工会、近隣市町、事業者等とともに取り組んでいる「湘南オリーブオイル」が地域ブランドとして知名度アップにつながりますよう、地域団体商標の取得を目指してまいります。  また、農業被害の軽減を図るため、農業者への防除資材等の購入補助を引き続き行うとともに、有害鳥獣対策協議会の活動により、イノシシ等の個体数の減少や広域被害防止柵の設置による集落環境の整備に努めてまいります。  最後に、「新しい時代に向けて、しなやかに対応するまちづくり」です。  人口減少、少子高齢化の継続的な進行と常に変化する社会情勢に適切に対応しながら、持続可能な行政運営のため、組織力の強化と財政基盤の強化、多様な主体との連携の強化を3本柱に行財政改革を進めます。  初めに、令和5年度からの10年間における新しいまちづくりの指針となる第6次二宮町総合計画については、「豊かな自然と心を育み、人から人へつなぐ笑顔の未来」という将来像を掲げ、人口減少や人口構造の変化など、時代の変化に的確に対応した持続可能なまちづくりを行うための計画として策定してまいりました。  そして、計画に基づき、新しい行政評価システムを活用した事業の適正化と効率的な行政運営などにより施策を推進するとともに、新しい行政改革推進計画に基づく健全な財政運営と業務の効率化を推進してまいります。  自治体デジタルトランスフォーメーションについては、二宮町デジタル化推進計画に基づき、各種手続のオンライン化の拡充やキャッシュレス決済の導入の検討などを進め、利便性の向上を図るとともに業務の効率化により生まれた時間やマンパワーを、相談業務や政策立案業務など、人でなければできない業務へシフトしていきます。  一方で、デジタル化を進めるに当たり、町民の皆様に安心してご利用いただくため、引き続きスマホ教室の開催やスマートフォンの操作に不安のある方を対象にした相談窓口を開設してまいります。  また、町のホームページのリニューアルに伴い、チャットボットを導入し、知りたい情報を検索しやすい環境やSNSを活用した効果的、効率的な情報発信体制を整備してまいります。  さらに、二宮町の魅力を広く町内外に発信する「にのみやLife」移住・定住・交流PR事業では、オンラインでの移住相談が大変好評をいただき、成果を上げています。引き続き転入を考えている方に対し、先輩移住者の方々から直接まちの魅力を伝えていただくスタイルでのオンライン移住相談会を定期的に開催するほか、対面型の移住イベントも計画し、町の活性化につなげていきたいと考えています。  併せて、行政情報や生活情報等を掲載した暮らしの便利帳を更新し、全世帯並びに転入者の方々への配布も行ってまいります。  続いて、特別会計についてです。  初めに、国民健康保険特別会計です。  平成30年度から、制度改正により、県が町とともに国民健康保険の保険者となり運営を行っていますが、被保険者数の減少、医療の高度化等に伴い、厳しい会計運営が続いている状況です。  今後も、国民健康保険の安定した会計運営や国民健康保険事業の広域的かつ効率的な運営を図ってまいります。  また、特定健診の結果やレセプトデータ等の健康・医療データを活用して、被保険者の健康状態や疾患構成、医療費の現状を把握するとともに、健康課題を明確化し、その課題に対して、効果的かつ効率的な保健事業を実施するために、令和6年度からの二宮町国民健康保険データヘルス計画を策定してまいります。  後期高齢者医療特別会計については、後期高齢者の増加に伴う医療費の増加に対し、引き続き広域連合と連携し、健全な制度運営に努めてまいります。  介護保険特別会計については、令和2年度に策定した二宮町高齢者保健福祉計画及び第8期介護保険事業計画を推進するとともに、令和5年度には各種調査結果や基礎資料、国の示す方針を基に町の実情にも則した次期計画を策定してまいります。  さらに、今後も高齢化が進み、介護給付費の増加が見込まれる状況においては、持続可能な介護保険制度の確保を図りつつ、人生100年時代における介護予防の推進や切れ目のないサービスの提供により、高齢者が健康で自立した生活を送ることができるよう努めてまいります。  続いて、企業会計についてです。  下水道事業会計については、予定されている整備が順調に推進され、おおむね9割程度の整備が完了する中、将来にわたり持続可能な下水道経営のために地方公営企業法を適用した公営企業会計制度を導入し、安定的な経営を目指してまいります。  また、今後も接続率の向上及び経費の削減に努め、経営の健全化を図ってまいります。  以上、一般会計をはじめ、各特別会計及び企業会計の令和5年度予算について概要を説明させていただきましたが、令和5年度は役場新庁舎建設が動き出す年度となります。エネルギー、食料価格の高騰など、経済への影響や金融資本市場の変動等に注視しつつ、将来に過度の負担とならないよう、持続可能な行財政運営をしっかり行ってまいりたいと思います。  最後になりますが、まちづくりの主役はやはり町民の皆様です。子どもから高齢者まで、住んでいる全ての皆様が笑顔で幸せに暮らすことができるよう、町民の皆様や地域、民間事業者と手を取り合い、「よりよい未来に向けた、持続可能なまちづくり」の実現に向け、これからの時代にふさわしいまちづくりを一歩一歩着実に進めてまいります。  引き続き、議員各位、そして町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、施政方針とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご賛同を賜りたくお願い申し上げます。 6: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもって、令和5年度町長施政方針を終結いたします。  ────────────────────────────────────────────  日程第3 議案第3号 二宮町生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条             例審査について  日程第4 議案第4号 二宮町生涯学習センター駐車場条例の一部を改正する条例審査について  日程第5 議案第5号 二宮町武道館条例の一部を改正する条例審査について  日程第6 議案第6号 二宮町体育施設の設置管理等に関する条例の一部を改正する条例審査につ             いて 7: ◯議長【根岸ゆき子君】 お諮りいたします。日程第3「二宮町生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第3号、日程第4「二宮町生涯学習センター駐車場条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第4号、日程第5「二宮町武道館条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第5号、日程第6「二宮町体育施設の設置管理等に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第6号を一括議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」との声あり) 8: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、議案第3号から議案第6号を一括議題といたします。
    9: ◯議長【根岸ゆき子君】 職員をして朗読させます。お願いします。 10: ◯職員【黒石俊彦君】 (朗  読) 11: ◯議長【根岸ゆき子君】 委員長の報告を求めます。 12: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 13: ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 それでは、報告させていただきます。  2月28日、本会議にて、教育福祉常任委員会に付託された町長提出議案第3号「二宮町生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、第4号「二宮町生涯学習センターの駐車場条例の一部を改正する条例」、第5号「二宮町武道館条例の一部を改正する条例」、第6号「二宮町体育館施設の設置管理に関する条例の一部を改正する条例」を一括議題として、教育福祉常任委員会を本会議場にて3月1日に開催いたしました。  出席者は委員全員、執行者側からは、町長、副町長、教育長、教育部長、生涯学習課長代理、生涯学習班長、スポーツ推進班長です。  執行者側からの補足説明は事前に配付されておりましたので、直ちに質疑に入りました。  委員「公共施設の受益者負担の基準、方針があるか。ないとしたら理由を聞きたい。生涯学習センター駐車場も他施設と整合性を取り無料にしないのか。武道館は体育施設ではないのか。体育施設は義務的、選択的施設のどちらか。町外の使用料を倍額にする根拠、見込みの税収、町内団体の住所確認はどうなっているか。利用団体の収支決算書を確認済みか。廃止するパスポート利用者は何人か。施設ごとの公費と受益者負担の割合をどのような見解で決めたか。」  職員「今回の改正は、減免の規定は、まず条例で位置づけを行った上で運用については施行規則で定めるというのが本来の形であって、ほかの施設との整合性を取るための改正である。トレーニングルームパスポート購入者は、町内19名、町外が14名、温水プールは町内が38名、町外が43名である。団体の住所確認など名簿の更新は来年度に向けて行う予定である。現在運動場の予約で町外団体が予約されるときに必要な日以外の予約をされ、直前にキャンセルされるため、町内団体が使えないという状況があり、キャンセルについて別途要綱でペナルティーを考えたい。今回の倍額の改正は、団体の定義、節度ある利用、町外の方への一定の負担をお願いする設定である。改正による増収は、条例の施行の期日の関係から、実際には3か月分が新料金の適用になるので、23万円程度である。営利目的の場合の収支決算書の確認はしていない。今回の利用に応じて各団体の確認を厳密にした上で営利的なものがあるかどうかの確認の手順に加えていきたい。体育施設は選択的施設である。受益者負担の適正化、使用料の見直しなど、二宮町公共施設再配置・町有地有効活用実施計画に記載があるとおり、各施設が今後大規模改修リニューアルによって機能向上が図られるため、その中で関係各課と調整を図りながら検討していきたい。」  委員「今後条例に載せるもの、規則に載せるものの基準をきちっとつくり、規則にどんどん落としていくのか。生活保護受給者、障がい者で減免率が違うのはなぜか。二宮町民はほかの自治体の施設をどのくらい利用しているのか。ホームページ改修で減免についてうたわれているか。町外のフットボールクラブなど、構成員の状況で二宮にいるいないなどの把握をどのようにするのか。」  職員「ラディアンはホールの減免はない。各部屋については町民センターと同様の減免となっている。今回はあくまでも身体障がい者や知的障がい者に精神障がい者を加えるという観点だ。今回の精神障がい者を加えるという4つの条例改正に承認いただければほかの施設にも波及するし、ホームページや館内の提示でしっかりと周知する。町民が町外の施設をどのくらい使っているかという数値は持ち合わせていない。団体名簿は厳格に義務づける予定だ。」  委員「年間パスポート廃止の影響はいかがか。上位の課題は何か。サービスとして代替はどうか。」  職員「当初、利用促進を目的につくられたが、特にトレーニングルームは一向に伸びなかった。両パスポートの半数が町外の方という状況もある。温水プールについては、3つのプールの見直しという位置づけがあることと、現在天井の壁が落ち使用停止となっているため、今後の運営の在り方の検討に入る。それが定まったら代替の措置を検討することも併せて進めたい。」  委員「備考に7つの自治体を除くとあるが、どういう経緯か。」  職員「協定を結んでいる自治体である。」  委員「二宮町民9名の団体は認められず、小田原市民10名の団体は認めますと書いているが、間違いないか。」  職員「もともと団体は10名以上で運用していた。」  委員「なぜ今まで精神障がいの方の減免がなかったのか。もっと早くてよかった。経緯を聞きたい。また、町外利用者の倍額ということの妥当性、また、他自治体との比較済みか。周知については福祉保険課との連携も大事だ。町民への周知の内容、文言を知りたい。」  職員「実は精神障がい者の関連団体からお声をいただき、気づかされたことがきっかけだ。町外団体の倍額設定は周辺自治体でも非常に多い。周知は、健康福祉部を通じて該当の方々へホームページを含め必要である。また、パスポート廃止理由についてもきちんとお知らせをしたい。また、パラスポーツのニーズの把握も施設改修の材料として捉えていく。」  質疑は終了し、討論に入りました。  委員「議案3、4、5号については賛成、6号については反対の立場で討論する。精神障害者手帳をお持ちの方を減免対象者に追記する、利用を図るということで確認を取った。しかしながら、6号については団体利用の考え方に納得できず、理由も把握できない。10名という登録規定も柔軟さがほしい。整理が必要と判断した。」  委員「3、4、5号は賛成、6号は反対。6号は、町外の方の利用料倍額、パスポート廃止だけでなく、電気代の高騰による検討と併せて費用規定、誰もが納得する基準の下での提案を求める。」  以上で討論を終わり、採決に入りました。  3、4、5号は挙手全員、6号は可否同数で、委員長裁決により可決となりました。  よろしくご審議のほどお願いいたします。 14: ◯議長【根岸ゆき子君】 ただいまの委員長の報告に対する一括質疑に入ります。                  (「なし」との声あり) 15: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。 16: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 17: ◯5番【渡辺訓任君】 私は、議案第3号から第5号までは賛成、第6号については反対の立場から一括して討論をいたします。  議案第3号から第5号までは、各種施設利用料の減免に新たに精神障がい者を加えるとともに、これまで条例で定めていた減免規定を規則に移す提案だと理解しております。  条例案のみではなくて規則も含めた全体として、私は3つの問題点は指摘しておきたいと考えています。  1つ目は、減免に関わる規定を条例ではなく規則に変更するという点です。  規則の場合は議会の議決を経る必要がなく、利用料の減免という大切な問題を議会で検討する場がなくなる可能性があります。この点については傍聴者とのやり取りでしたが、教育委員会としては、事前に関係者、議会にも説明をするというお考えを示されたものと思います。  2点目は、生涯学習センター集会室では、障がい者、介護者、所属団体の利用料が免除となっているのに対して、体育施設では半額とされている点です。  歴史的な経緯はあるとしても、体育施設についても社会教育施設同様に免除とすべきと考えます。この点については、引き続き見直しを進めていただきたいと思います。  3点目は、町民センターの利用料減免は既に規則で決まっているところですが、精神障がい者を加える提案は、今回一緒には提案されませんでした。町民センターの利用料についても大至急精神障がい者を対象に加えていただきたいと思います。  それぞれの条例規則に問題点はあるのですけれども、精神障がい者を減免の対象にするということは歓迎すべきことであると考え、今後、規則変更を進めていただくことも期待し賛成いたします。  しかし、第6号議案については、障がい者の減免規定のみではなく、町外団体の定義と利用料の見直し、温水プールのパスポート終了が含まれております。  先ほど、委員長の報告でもございました。一部の体育施設では町内団体が予約しづらい状況があるとされてきましたけれども、町外団体の定義を再度明確にすることや町外団体の料金を値上げすることでこの状況を緩和することは期待できるかもしれません。しかし、抜本的には予約方法自体の改善が必要ではないかと考えます。  さらに、先ほども指摘をされておりましたけれども、この10名の規定についてです。10名というよりも、一般的には町民の割合で規定するほうが合理的だという指摘もございます。  オンライン予約システムでは、手が届かないところにそれに代わる仕組みをつくることについては、今後さらに詰めていただく、そういった必要性を感じます。  そしてもう一つ、温水プール、体育館のパスポートについては、利用者が少ない、町外の方の使用が多い、パスポートの利用促進の役割は終わったとの理由が説明されておりますが、こういった理由での廃止はいかがなものでしょうか。現在使われている方への配慮について、この審議の中では深まらなかったと考えています、感じています。民間のジムが活気を呈しているという、そういうことも伺いますが、健康づくりの施策の1つとしても見直しを期待するところです。以上です。 18: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 19: ◯3番【岡田幸次郎君】 私は、議案3号から6号に対して、賛成の立場で答弁をいたします。  特に6号に関して、年間パスポートの件ですけど、執行側の答弁から、年間パスポートを廃止しても健康づくりや体力増進の課題、これに対しては一定の成果があったという評価をしました。  それから、教育部長のほうから、施設のハード面とかソフト面、これを含めて整理整頓、整備ができたところで利用促進の町民に対するサービス向上も視野に入れて検討いただくということなので、これを踏まえて賛成といたします。以上です。 20: ◯議長【根岸ゆき子君】 前田議員。 21: ◯9番【前田憲一郎君】 私は、議案第3号、第4号、第5号に対しては賛成、議案第6号には反対の立場から討論いたします。  教育福祉常任委員会に付託され、事細かに審査いたしましたが、議案第3号から6号まで様々な質問をし、答弁を伺い、議案第3号から第5号までは議案の趣旨や内容等について理解することができ、妥当であると判断いたしましたが、議案第6号に対しましては、私の質問に対し的確な答弁は少なく、大半は的確な答弁をいただくことができず、体育施設を選択施設と捉えているにもかかわらず、町には公共施設の受益者負担に関する基本方針、公共施設等における公平な受益と負担に対する基準はなく、体育施設使用料は、原則として、本来使用料イコール料金原価掛ける性質別負担割合の式を用い、基本方針や基準にのっとり算出しているものだと思っておりましたが、近隣の自治体の動向を見て決めているというような答弁であり、例えば個人利用及び一団体の占用使用料金を近隣自治体と合わせても使用人数や使用頻度により収入に大きな違いが出てくるわけで、近隣自治体と公費と受益者負担の割合を合わせているということならまだしも、料金体系を合わせるだけでは意味がなく、この提案では町外・町内団体の確認を十分にできていない中において、ただ単純に町外団体の使用料金を倍額にする、温水プールと体育館、トレーニングルームのパスポートを廃止するという内容であり、令和4年度予算と比較し令和5年度予算を見ますと、体育館、運動場の光熱水費は倍額以上も増額されています。電気代の高騰している現状を踏まえ、全体的に見渡し、使用規定の見直しと併せて、誰もが納得できる基準や方針の下、使用料金を算出していただき、改めて提案していただきたい。以上です。 22: ◯議長【根岸ゆき子君】 大沼議員。 23: ◯12番【大沼英樹君】 私は、3から5号議案については賛成、6号のみ反対として討論をさせていただきます。  今までも適当とは思えない町外利用があるとの声を耳にしてきたところでございますが、今回、町外利用に対して目を向ける、また、施設利用料に目を向けることも悪いことではないと思います。  しかし、委員会審査時の質疑からは、現在の運営状況がしっかりと把握されているようには感じられませんでした。  そして、年間パスポートの利用にも努力が感じられないこと、そして、利用料金設定が近隣の市町に準じてとのことで、もっと精査の上、決定すべきであると感じます。  このような形で運営をしていくと、他の町有施設の維持、そして事業継続にも大きな不安を感じるものでございます。  また、現在、施設の内装剥離で休止中の温水プールを廃止しやすくするための事前準備と感じられるところもあり、反対とさせていただきます。 24: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 25: ◯13番【野地洋正君】 私は、町長提出議案第3号、4号、5号については賛成、第6号については反対の立場で一括して討論を行います。  今回の主な改正は、使用料の減免に対する条文を大幅に削減して、教育委員会が認めるときの1つにまとめるものでありました。ほかの議員の懸念もある議会承認を必要とする条例から内部だけで変更ができる規則とするのは若干心配されるところではありますが、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方を減免の規則に加えるとする執行者側の言葉を信じて賛成するところです。  それで終わっていれば納得はしたかなというところがあるんですが、6号の体育施設の条例改正に関しましては、それに加えて町内外の団体利用料金について新たに規定を設けるものでした。団体利用の質疑の答弁の中では、山西プールの団体利用については条文に記載されているとか、そもそも団体利用を想定していない、このような審査会審査で議員の皆様が十分納得、理解できたとはとても考えられません。  したがいまして、担当職員が理解し整理した上で改めての提案をするべきものと考えます。皆様、いま一度お考えいただき、ご賛同いただければうれしく思います。以上です。 26: ◯議長【根岸ゆき子君】 暫時休憩いたします。                                  午前10時28分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                  午前10時55分 再開 27: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  これをもって討論を終結いたします。  これより議案ごとに採決をいたします。  まず、町長提出議案第3号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 28: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、町長提出議案第4号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 29: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、町長提出議案第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 30: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第5号は原案のとおり可決されました。  次に、町長提出議案第6号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 31: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第6号を原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第7 議案第8号 二宮町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部             を改正する条例審査について  日程第8 議案第9号 二宮町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例             の一部を改正する条例審査について 32: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第7「二宮町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第8号、日程第8「二宮町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第9号を一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」との声あり) 33: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、議案第8号と議案第9号を一括議題といたします。 34: ◯議長【根岸ゆき子君】 職員をして朗読させます。 35: ◯職員【黒石俊彦君】 (朗  読) 36: ◯議長【根岸ゆき子君】 委員長の報告を求めます。 37: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 38: ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 2月28日、本会議にて、教育福祉常任委員会に付託されました町長提出議案第8号、町長提出議案第9号を一括議題として、3月1日に本会議場にて教育福祉常任会を開催いたしました。
     出席者は委員全員、町長、副町長、健康福祉部長、子育て支援担当課長、子育て支援班長です。  補足説明は事前に配付されていたので、直ちに質疑に入りました。  委員「第9号の補足説明に感染症及び食中毒の発生蔓延を防止するための措置として研修訓練の定期的な実施の努力義務の規定がうたわれているが、現状何をやっているのか。」  職員「衛生管理マニュアルにのっとり、学童の中のアルコール消毒、飛散防止のつい立て等、また、マスク、アルコールの配布をしている。」  委員「議案8号、二宮にある保育園、幼稚園は同様の措置がされているか。確認は一切されないのか。」  職員「町と県で一緒に監査をする機会がある。業務継続計画も提出いただき、確認している。」  委員「9号を確認したとき、町が監督をし、実効性が担保されるのか。運用後について聞きたい。」  職員「学童保育は公設民営の委託だ。実地報告を受けるし、折に触れて各学童を訪問する機会に指導員、事業者に聞き取り等で確認する。」  委員「学童保育のうち3つは公設である。業務継続計画や安全配慮義務は、作成は町だ、検査も町がする。そこにずれはないか。」  職員「この安全計画等については国からひな形が示されており、事業者と十分な打合せをしながら策定したい。」  続いて討論はなく、挙手全員で可決しました。  よろしくご審議のほどお願いいたします。 39: ◯議長【根岸ゆき子君】 ただいまの委員長の報告に対する一括質疑に入ります。 40: ◯議長【根岸ゆき子君】 小笠原議員。 41: ◯6番【小笠原陶子君】 委員長報告で、委員の発言の中で最後にある委員が、内容に沿っては町長の責任でよいのかということを確認したところ、答弁の町の責任でやるということがあったんですけど、それをは外した根拠というか理由をお知らせください。 42: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 43: ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 町長の責任においてというのは、配慮の義務は町にあるということで、町長の責任において行われるということで重複しますので、そのようにいたしました。 44: ◯6番【小笠原陶子君】 了解しました。 45: ◯議長【根岸ゆき子君】 ほかにないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより一括討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 46: ◯議長【根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより、議案ごとに採決をいたします。まず、町長提出議案第8号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 47: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第8号は原案のとおり可決されました。  次に、町長提出議案第9号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 48: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第9号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第9 議案第10号 二宮町国民健康保険条例の一部を改正する条例審査について 49: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第9「二宮町国民健康保険条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第10号を議題といたします。 50: ◯議長【根岸ゆき子君】 職員をして朗読させます。 51: ◯職員【黒石俊彦君】 (朗  読) 52: ◯議長【根岸ゆき子君】 委員長の報告を求めます。 53: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 54: ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 引き続き、町長提出議案第10号について委員長報告をさせていただきます。  3月1日に本会議場において、出席者、委員全員、執行者側は町長、副町長、健康福祉部長、福祉保険課長、国民年金班長で審査いたしました。  委員「今回の改正は全国一律か、やらないところはあるのか。また、4月1日に出生された方は学年が違うので違和感がある。3月31日24時前に生まれた方、4月1日0時1秒過ぎの方で違いが出るのか。」  職員「全国一律50万円に引き上げるものだ。国民健康保険の条例として4月1日以降に生まれた方が対象で、その前の方とは差が出ることになる。」  委員「全国健康保険協会、協会けんぽも同様の改定をしていくのか。実際の出産費用はどのくらいか。」  職員「協会けんぽも同じだ。現状の出産費用は、厚労省の調査によると、公立病院の令和3年度平均出産費用、神奈川県は全国で2位と高い水準で、平均値50万4,634円となっている。公立病院は、全国平均は45万2,000円、全施設だと46万7,000円である。」  討論はなく、挙手全員で可決されました。  よろしくご審議のほどお願いいたします。 55: ◯議長【根岸ゆき子君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 56: ◯議長【根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第10号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 57: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第10号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩をいたします。休憩後の会議は午前11時15分から始めます。                                  午前11時08分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                  午前11時15分 再開 58: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────────────────────────────────  日程第10 議案第13号 令和4年度二宮町一般会計補正予算(第9号) 59: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第10「令和4年度二宮町一般会計補正予算(第9号)」町長提出議案第13号を議題といたします。 60: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 61: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 62: ◯町長【村田邦子君】 議案第13号の提案理由を説明いたします。  令和4年度二宮町一般会計補正予算(第9号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,260万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ97億8,162万3,000円とするものです。  また、第2条において、継続費の補正、第3条において繰越明許費の補正、第4条において地方債の補正を併せてお願いするものです。  内容につきましては政策部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 63: ◯議長【根岸ゆき子君】 政策部長。 64: ◯政策部長【志賀道郎君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第13号について、内容の説明を申し上げます。  8ページをお願いします。  第2表の継続費補正です。民生費、社会福祉費の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定事業は、事業費の確定により総額を215万6,000円とし、年割額は、令和4年度を75万9,000円、令和5年度を139万7,000円に変更するものです。  土木費、都市計画費の都市計画基本図作成事業は、事業費の確定により総額を1,056万円とし、年割額は、令和4年度を360万8,000円、令和5年度を695万2,000円に変更するものです。  消防費、消防費の消防庁舎改修実施設計事業は、事業費の確定により総額を1,537万円とし、年割額は、令和4年度を1,228万7,000円、令和5年度を308万3,000円に変更するものです。  9ページをお願いいたします。  第3表の繰越明許費補正です。繰越明許費は、本年度中に完了しない見込みのある事業を翌年度に限り繰越しをして執行させていただくものです。  総務費、総務管理費の町民センター高圧受電設備修繕事業は、高圧受電設備における高圧真空遮断器等を修繕するものです。  総務費、戸籍住民基本台帳費の戸籍情報システム改修事業は、戸籍法改正に伴い、本籍地以外の戸籍情報の参照や謄抄本発行ができるようにするためのシステム改修を実施するものです。  衛生費、保健衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種事業は、3月までに接種ができなかった方に対し、国の指針に基づいて継続的な接種機会の維持をするためのものです。  農林水産業費、農業費の肥料価格高騰対策支援事業は、肥料価格高騰に対し購入費用の一部を支援するもので、国の補助対象期間が春用肥料分の支援も見込んだ令和5年5月までとなっており、近隣自治体なども同様の支援を行うことから、補助対象期間を令和5年5月まで延長するものです。  教育費、教育総務費の感染症流行下における学校教育活動体制整備事業は、学校長の判断で迅速かつ柔軟に感染症対策などが実施できるよう、町内小中学校5校に対し補助をするものです。  10ページをお願いします。  第4表の地方債補正です。全て事業費の確定によるもので、借入限度額を一級町道18号線道路舗装補修事業債は290万円に、橋りょう長寿命化修繕事業債は3,060万円に、消防庁舎改修事業債は960万円に、救助工作車購入事業債は3,230万円に、一色小学校体育館等改修事業債は3,600万円に、二宮中学校特別棟改修事業債は1,920万円にそれぞれ変更するものです。  次に、事項別明細の説明をさせていただきます。  14ページ、15ページをお願いいたします。  歳入です。法人事業税交付金です。法人事業税交付金は、県の法人事業税の収入が増加したことなどにより増額するものです。  地方交付税です。地方交付税の普通交付税は、国税収入が上振れした影響で再算定が行われたことにより増額するものです。  分担金及び負担金の負担金です。民生費負担金、児童福祉費負担金の子ども・子育て支援給付費負担金は、保育所等の利用者が当初の見込みより減少したこと等に伴い減額するものです。  衛生費負担金、環境保全費負担金のウッドチップセンター運営事業平塚市及び大磯町負担金は、令和3年度分の負担金清算に伴い減額するものです。  国庫支出金の国庫負担金です。民生費国庫負担金、児童福祉費負担金の教育・保育給付費負担金は、国の交付要綱等の一部改正による公定価格の変更に伴い増額するものです。  子育てのための施設等利用給付交付金は、利用者が当初の見込みより減少したことに伴い減額するものです。  児童手当国庫負担金、児童手当負担金は、対象児童が当初の見込みより減少したことに伴い減額するものです。  国民健康保険基盤安定負担金の国民健康保険基盤安定負担金は、特別会計の補正に伴い増額するものです。  国庫補助金です。衛生費国庫補助金、環境保全費補助金の循環型社会形成推進交付金は、合併処理浄化槽設置整備補助に係る申請がなかったことに伴い減額するものです。  土木費国庫補助金、土木費補助金の防災・安全交付金、狭あい道路整備等促進事業交付金及び社会資本整備総合交付金は、国の交付決定を受け配分額が減少したことなどに伴い減額するものです。  教育費国庫補助金、教育総務費補助金の公立学校情報機器整備費補助金(GIGAスクール運営支援)は、国の補助要綱改正に伴い、補助率が3分の1から2分の1へ変更したことに伴い増額するものです。  学校保健特別対策事業費補助金(学校教育活動体制整備事業)は、町立小中学校等における感染症流行下における学校教育活動体制整備事業補助金に対し補助されるもので、補助率は2分の1です。  県支出金の県負担金です。  16ページ、17ページをお願いします。  民生費県負担金、児童福祉費負担金の教育・保育給付費負担金は、国の交付要綱等の一部改正による公定価格の変更に伴い増額するものです。
     子育てのための施設等利用給付負担金は、利用者が当初の見込みより減少したことに伴い減額するものです。  児童手当県負担金の児童手当負担金は、対象児童が当初の見込みより減少したことに伴い減額するものです。  国民健康保険基盤安定負担金及び低所得者保険料軽減県負担金は、特別会計の補正に伴い増額するものです。  県補助金です。総務費県補助金、総務管理費補助金の市町村地域防災力強化事業補助金は、居住用木造建築物耐震診断補助金、居住用木造建築物耐震改修工事補助金及びブロック塀等撤去補助金について、事業費が確定したことに伴い減額するものです。  民生費県補助金、児童福祉費補助金の施設型給付費補助金は、県の交付要綱の一部改正による公定価格の変更に伴い増額するものです。  衛生費県補助金、環境保全費補助金の浄化槽整備事業補助金は、合併処理浄化槽設置整備補助金の申請がなかったことに伴い減額するものです。  委託金です。総務費委託金、選挙費委託金の参議院議員選挙費委託金は、事業費の確定に伴い減額するものです。  寄附金の寄附金です。一般寄附金、一般寄附金の一般寄附金は、法人及び団体より2件の寄附があったことによるものです。  企業版ふるさと寄附金は、法人から1件の寄附があったことによるものです。  公共施設整備寄附金、公共施設整備寄附金の公共施設整備寄附金は、団体から2件の寄附があったことによるものです。  みどり基金寄附金、みどり基金寄附金のみどり基金寄附金は、募金箱に寄附があったことによるものです。  図書館基金寄附金、図書館基金寄附金の図書館基金寄附金は、募金箱に寄附があったことによるものです。  諸収入の雑入です。雑入、雑入の保育園親子遠足参加料は、遠足を現地集合方式に変更したことに伴い減額するものです。  高速道路区域内自治体管理構造物補修助成金は、配分の増加に伴い増額するものです。  町債、町債の各科目は、第4表の地方債補正で説明させていただいたとおりです。  次に、歳出です。  20ページ、21ページをお願いいたします。  一般職、会計年度任用職員の給与費、手当などの人件費については、給与費明細書の部分でまとめて説明させていただきますので、事項別明細では割愛をさせていただきます。  議会費の議会費です。議会費、議会だより発行事業の印刷製本費は、経費が確定したことによるものです。  総務費の総務管理費です。広報費、広報活動事業の印刷製本費及びホームページリニューアル委託料は、経費が確定したことによるものです。  財政管理費、財政管理経費の財務書類作成等委託料は、経費が確定したことによるものです。  財政調整基金積立金は、地方財政法に基づき、将来の財政需要に備え、積み立てるものです。  公共施設整備基金積立金は、将来の公共施設の更新に備え、積み立てるものです。  財産管理費、庁舎維持管理経費の通信運搬費は、新型コロナウイルス感染症や給付金等の問合せにより電話代が増加したことによるものです。  庁用車管理経費の自動車借上料は、経費が確定したことによるものです。  町民センター維持管理経費の庁用器具費は、掃除機が故障したことにより更新を行うものです。  児童館維持管理経費の富士見が丘児童館外壁塗装等改修工事及び釜野児童館エアコン更新工事並びに施設再編推進事業(公共施設再配置・町有地有効活用事業)の耐震等改修設計委託料は、経費が確定したことによるものです。  企画費、一般経費の会計年度任用職員費用弁償は、経費が確定したことによるものです。  手数料は、企業版ふるさと納税において、町に寄附をしていただける企業を紹介し、成約した場合に発生するマッチングサポート経費です。  東大果樹園跡地活用事業(公共施設再配置・町有地有効活用事業)の光熱水費は、当初の見込みより夏場における水道使用量が少なかったため減額するものです。  防災対策費は、新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金の財源補正です。  22ページ、23ページをお願いいたします。  町民活動推進費、町民活動推進事業の地区長連絡協議会交付金は、研究会及び県外視察研修を中止したことによるものです。  町民活動サポートセンター管理運営事業の事務機器等借上料は、経費が確定したことによるものです。  戸籍住民基本台帳費です。戸籍住民基本台帳費、火葬料補助事業の火葬料補助金は、対象者が当初の見込みより増加したことによるものです。  サービスプラザ管理運営事業の光熱水費は、電力価格の高騰により増額するものです。  他の施設等の光熱水費においても、同じ理由で補正の増額をしているものは説明を割愛させていただきます。  通信運搬費は、ラディアンサービスコーナーにおけるマイナンバーカード対応による問合せにより、電話代が増加したことによるものです。  選挙費です。参議院議員選挙費、参議院議員通常選挙執行経費及び町長選挙及び町議会議員選挙費、二宮町長選挙及び二宮町議会議員選挙執行経費の各科目は、経費が確定したことによるものです。  民生費の社会福祉費です。社会福祉総務費、一般経費の会計年度任用職員費用弁償及び会計年度任用職員健康診断委託料は、経費が確定したことによるものです。  24ページ、25ページをお願いいたします。  住民税非課税世帯等生活支援事業の通信運搬費及び住民税非課税世帯等生活支援事業委託料は、経費が確定したことによるものです。  障がい福祉費、自立支援給付事業の重度障害児者及び難病患者日常生活用具給付費は、対象者が当初の見込みより増加したことによるものです。  老人福祉費、高齢者祝金事業の敬老祝金は、対象者が当初の見込みより減少したことによるものです。  高齢者福祉施設等関係経費の釜野ゲートボール場原状回復工事は、経費が確定したことによるものです。  在宅高齢者生活支援事業の自動車借上料は、新規登録者や利用者数が当初の見込みより増加したことによるものです。  一般経費の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定委託料は、経費が確定したことによるものです。  国保特別会計繰出金、後期高齢者医療特別会計繰出金並びに介護特別会計繰出金の各科目は、各特別会計の補正に伴うものです。  児童福祉費です。児童福祉総務費、小児医療費助成事業の町村情報システム共同利用負担金は、令和5年度からの神奈川県の小児医療費補助の拡充に伴うシステム改修によるものです。  子育て支援対策事業の除草委託料は、経費が確定したことによるものです。  母子福祉費、子育て世代包括支援事業の国庫支出金等返還金は、令和3年度の産前・産後サポート事業補助金の収入額が実績額を上回ったため返還するものです。  保育所費、百合が丘保育園運営事務経費の遠足委託料は、遠足をバス遠足から現地集合方式に変更したことによるものです。  26ページ、27ページをご覧ください。  児童給付費、子ども・子育て支援給付経費の教育・保育給付費は、国の要綱等が改正され、処遇改善加算がされることになったことによるものです。  子育てのための施設等利用費は、利用者が当初の見込みより減少したことによるものです。  児童手当支給事業の児童手当は、支給対象者が当初の見込みより減少したことによるものです。  衛生費の保健衛生費です。予防費、予防接種事業の医薬材料費及び予防接種委託料は、予防接種等の接種人数が当初の見込みより減少したことによるものです。  新型コロナウィルスワクチン接種事業の国庫支出金等返還金は、令和2年度分及び令和2年度から令和3年度への繰越し分の新型コロナウイルス接種体制確保事業補助金及び新型コロナウイルス接種対策費負担金収入額が実績額を上回ったため返還するものです。  環境保全費です。環境保全対策費、環境保全推進事業の合併処理浄化槽設置整備補助金は、補助に係る申請がなかったことに伴い減額するものです。  ごみ減量化・再利用事業の消耗品費は、町指定ごみ袋の購入数が当初の見込みより増加したことによるものです。  生ごみ処理機購入費補助金は、申請件数が当初の見込みより増加したことによるものです。  ごみ処理広域化推進事業の各科目は、過年度分の負担金清算によるものです。  農林水産業費の農業費です。畜産業費、畜産推進事業の環境整備対策事業補助金は、町内で酪農を営む農業者が行う家畜ふん尿処理施設の修繕費が当初の見込みより増加したことによるものです。  林業費です。林業振興費、松くい虫被害対策自主事業の被害木伐倒駆除及び松枯れ防止剤注入委託料は、経費が確定したことによるものです。  28ページ、29ページをお願いいたします。  水産業費の水産業費は、新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金の財源補正です。  商工費の商工費です。商工振興費、商工業振興対策経費の第3次中小企業等事業継続支援金は、経費が確定したことによるものです。  観光費、観光振興対策経費の印刷製本費は、観光パンフレットについて、イベント時の配布機会の減少により減額するものです。  土木費の道路橋りょう費です。道路維持費、道路維持管理経費の燃料費は、燃料価格の高騰に伴うものです。  町道舗装補修工事は、経費が確定したことによるものです。  道路新設改良費、狭あい道路等拡幅整備事業の物件調査委託料は、経費が確定したことによるものです。  都市計画費です。都市計画総務費、耐震診断等事業及び空家等対策推進事業の各科目は、申請件数が当初の見込みより減少したことによるものです。  公園費、公園等整備事業の吾妻山公園園路改良工事は、経費が確定したことによるものです。  下水道事業特別会計繰出金の下水道事業特別会計繰出金は、特別会計の補正に伴うものです。  30ページ、31ページをお願いいたします。  消防費の消防費です。常備消防費、消防庁舎維持管理経費の消防庁舎改修実施設計業務委託料は、経費が確定したことによるものです。  救急救助活動経費の医療廃棄物収集処分委託料は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、当初の見込みより感染性廃棄物の収集及び処分量が増加したことによるものです。  救助工作車、救助資機材更新事業の庁用車購入費は、経費が確定したことによるものです。  非常備消防費、消防団運営経費の県消防協会湘南地区負担金は、事業縮小により負担金の徴収がなくなったことによるものです。  教育費の教育総務費です。教育振興費、教育振興経費の自動車借上料は、水泳授業を一部変更したことによるものです。  感染症流行下における学校教育活動体制整備事業補助金は、学校長の判断で迅速かつ柔軟に感染症対策などが実施できるよう、町内小中学校5校に対し補助をするものです。  ICT教育推進事業の授業用ソフトウェア使用料は、当初予定していた授業支援システムの無償期間が10月まで延長されるとともに、学習用デジタル教科書が国の実証実験として国予算で対応できることになったことによるものです。  小学校費です。学校管理費、小学校共通施設管理運営経費から山西小学校教育施設整備事業までの各科目は、経費が確定したことによるものです。  32ページ、33ページをお願いいたします。  中学校費です。学校管理費、中学校共通施設管理運営経費から二宮西中学校教育施設整備事業までの各科目は、経費が確定したことによるものです。  社会教育費です。青少年育成費、青少年育成地域活動事業の自動車借上料は、広域連携中学生交流洋上体験研修事業及び1市4町1村青少年交流キャンプ事業が中止となったことによるものです。  子ども会活動支援事業の子ども会活動事業補助金は、子ども会育成会連絡協議会主催のキャンプが中止となったことによるものです。  生涯学習振興費、生涯学習センター管理運営事業の修繕料は、緊急対応の修繕が増加し、予算額に不足が生じるおそれがあることから、今後の緊急対応に備えるため増額するものです。  保健体育費です。保健体育総務費、社会体育推進事業の自動車借上料は、講演会の開催方法を変更したことによるものです。  体育施設費の町立体育館施設管理運営事業及び町民運動場施設管理運営事業の各科目は、経費が確定したことによるものです。  学校給食費、学校給食施設管理運営経費の受水槽清掃委託料から厨房設備及び冷凍冷蔵庫等保守点検委託料は、経費が確定したことによるものです。  事務機器等使用料は、ファクス代の増加によるものです。  事務機器等借上料及び自動車借上料は、経費が確定したことによるものです。  34ページ、35ページをお願いいたします。  公債費の公債費です。元金、町債償還元金の償還元金は、本年度中に利率が見直しされたものの利子が当初の見込みより低くなり、元利均等償還であることから、結果として元金の割合が高くなり、増額となったものです。  利子、町債償還利子の償還利子は、当初の見込みより利率が低くなったことによるものです。  予備費です。本補正により86万7,000円を減額して1,822万3,000円とするものです。  以上が歳入歳出の事項別明細の説明です。  次に、36ページをお願いいたします。  給与費明細書です。1、一般職の(1)総括です。
     (1)総括は、ア、会計年度任用職員以外の職員と、イ、会計年度任用職員の合計です。  ア、会計年度任用職員以外の職員の比較欄をご覧ください。  職員数は、退職により職員数1名減、給料は1万4,000円の増、職員手当は353万7,000円の減となり、合計で352万3,000円の減額となります。  職員手当の内訳は下の表のとおりです。  37ページをお願いいたします。  イ、会計年度任用職員の比較欄をご覧ください。  短時間勤務職員が1名増です。  給与費は、報酬は参議院議員通常選挙執行経費並びに二宮町長選挙及び二宮町議会議員選挙執行経費における経費の確定等に伴い447万円の減、職員手当は期末勤勉手当の減により298万6,000円の減となり、合計で745万6,000円の減額となります。  職員手当の内訳は、下の表のとおりです。  (2)給料及び職員手当の増減額の明細です。  給料は、その他の増減分として1万4,000円の増額、職員手当は、会計年度任用職員以外の職員の時間外手当の減や消防の休日・夜間手当の減などにより652万3,000円の減額となります。  38ページをお願いいたします。  (3)給料及び職員手当の状況です。  ア、級別職員数です。  それぞれの級別の職員数の状況は記載のとおりで、一般行政職の職員数は、補正後で1名減、消防職の職員数及び技能労務職の職員数は、補正前補正後で変更はありません。  40ページ、41ページをお願いします。  継続費の調書になります。  高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定事業、都市計画基本図作成事業及び消防庁舎改修実施設計事業につきましては、それにそれぞれの補正に伴う年割額の変更と各年度の支出予定額の変更になります。  42ページ、43ページをお願いします。  地方債の調書です。  表の一番下の合計欄をご覧ください。  当該年度中起債見込額を2,670万円減額し、補正後の額の合計を3億340万円とするものです。  また、当該年度中の元金償還見込額を134万5,000円増額し、補正後の額の合計を6億7,295万8,000円とするものです。  これにより、当該年度末現在高見込額については、補正前の70億847万5,000円から補正後の額を69億8,043万円とするものです。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 65: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。  挙手をお願いします、質疑のある方。  すみません。お昼時間に議会基本条例推進会を開催する都合上、ここで休憩に入らせていただきます。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時15分から始めます。                                  午前11時45分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後1時15分 再開 66: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  補正予算の一般会計質疑から始めていただきます。 67: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員、お願いいたします。 68: ◯4番【一石洋子君】 まず、9ページの繰越明許費補正の衛生費、保健衛生費、新型コロナウイルスワクチン接種事業についてです。  3月までにも継続的な接種機会の維持という説明がありました。さっき、接種者が減っていく状況はあるように説明でも聞きましたが、これは何人に対して何回分の接種を見込むのかということを聞きたいと思います。  それから、これについて、新型コロナワクチン事業ですが、厚労省は新型コロナワクチン接種後の副反応を疑う症状に関する研究への報告についてという事務連絡を全国自治体に配付したと聞いております。どのような文書で、対応をどのようにされているのか伺いたいと思います。  それから、町保健センターの新型コロナウイルスワクチン接種プロジェクトにご相談してくださいってホームページに出ますが、これは、副反応の相談なんかも受け付けるところでしょうか。  あとは、昨年12月の補正予算でも副反応被害者の情報を開示していただきたいということを条件に賛成させていただきましたが、その後、12月から今までで副反応の被害が増えているか。  それから、この小さな自治体で個人情報に関わるので絶対に開示したくないというお考えも聞いておりますが、それは、今後、変わらないのかということも確認させてください。  あと、それから、17ページの児童福祉費負担金、教育・保育給付費負担金が当初の見込みよりも減っているということを聞きました。これ、どういう理由で。把握しておられましたら聞きたいです。  それから、下のみどり基金寄附金というのが63万1,000円とありますが、補正でこのように出るのは、よくある通常のことなのかどうかというのを確認したいと思います。  それから、27ページの一番下の段の委託料、松くい虫被害対策自主事業というところで、被害木伐倒駆除及び松枯れ防止剤注入委託料とあります。これ、伐倒は何本されて、その伐倒に幾らかかったか、1本幾らかかったかというのを聞きたいです。  それから、その事業者選定は、どのようにされているのかというのを伺いたいと思います。以上です。 69: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 70: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 9ページのコロナの関係になります。  まず、繰越予算の内容で、何日分、何人にというご質問だったんですけれども、今回、もともと国では、コロナワクチンはこの3月末までということを言われていました。ただ、国のほうでは、そこで接種をしたかったんだけれどもそこまでにできなかった人がいるので、そのために4月以降も引き続き体制を取ってくださいというような指示が来ています。それに基づいて、令和4年度で予算を持っていて、それで、4年度の今まで執行していたものを除いて残った分を新年度に繰越して、3月までに本来打ちたかった方の接種を進めるということになります。なので、これは、何人分、何日分というような予算という形ではなくて、こちらは、状況に応じて接種の後のフォローをしていくというんですかね、できなかった人のフォローをしていくというような予算になります。  それから、国から副反応の緊急連絡の通知が来ているというお話なんですが、すみません、ちょっと私、そちらのほうを承知しておりません。  それから、保健センターへの相談。ワクチン接種に関する相談は保健センターですが、もちろん副反応についても相談は保健センターでも受けております。それで、もし国へ副反応の申請をする、被害の申請をするとかいった場合は、保健センターが一旦窓口になって、保健センターを通じて申請することになります。  それから、健康被害、副反応の状況、12月以降の変動はどうかということですが、特に12月以降、変動はありません。  それから、その状況の開示については、非常に対象者が限られていますので、こちらは、引き続き、個人の特定、推定がされるおそれがありますので、内容については開示する考えは今のところございません。以上です。 71: ◯議長【根岸ゆき子君】 都市部長。 72: ◯都市部長【宮嶋智也君】 それでは、私のほうからは、みどり基金、こちらについては、吾妻山をはじめ、管理棟のある公園、せせらぎ公園ですとか花の丘公園に募金箱を設置しています。この募金の集まった金額を、毎年3月をめどに入れさせていただいていますので、通常どおり、金額は大小ありますけれども、行為としては通常どおり出ているという形になります。  それから、27ページの松くい虫の関係です。こちらについては、抜倒のほうについては5本予定しています。1本当たり、おおよそですけれども10万円を目安に、木の大小がありますから平均になりますけれども、1本当たり10万円程度、伐倒の駆除にかかるというような形になります。以上です。              (「事業者選定は、どのように」との声あり)  すみません、事業者ですね。今回、松枯れ防止剤の注入の委託については、入札をしています。  伐倒のほうに関しては、本数が少ないというのもありますから、こちらについては、随意契約で、これまでの実績がある業者にお願いをしているところです。 73: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 74: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 17ページの教育・保育給付費負担金への回答になります。  こちらのほう、予算時に想定していた園児数よりはちょっと少なくはなっているんですが、公定価格の引上げとかありましたので、トータルで行きますと、こちらの県費のほうが増額になっているというふうな状況になっております。  予算作成時には、町内の給付型の保育園、幼稚園、合わせて395人というふうに見ていたんですが、実際には369人程度……。         (「もっとはっきり。ちょっともう一回言ってくれる」との声あり)  予算作成時に395人ということで見込んでおりましたが、毎月人数は変わりますのでちょっと難しいところはあるんですが、年度途中ですと、ちょうど真ん中辺りで369人ということで、予想していたよりは少し利用者が少なかったというふうな状況になります。以上です。 75: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 76: ◯4番【一石洋子君】 順次、もう一度伺います。  継続して機会の維持ということでした。これは、この継続するということを町民に対してどのような情報で公開するのでしょうか。以前から問題になっているのは、判断材料をみんなが得られることが、自分で判断して打つわけですから、得られなきゃいけないんですけれども、その判断材料を取得するのにかなり個人差があるというところがあると思います。今回のワクチン接種事業は、法定受託事務で、もう町としてはやらなければならない。しかしながら、長期的な副反応とか影響について何も分かっていないワクチンでありまして、本当に疫学調査が必要なんですね。そのために厚労省は、2月15日に、その副反応を疑う症状に関する研究への報告についてという事務連絡が来ているんですね。ぜひこの厚労省の反応をしっかりキャッチして、町としてどのような情報提供していくかということをしっかり考えなければいけないと思いますが、それについていかがでしょうか、その情報の出し方。  それから、17ページの施設利用の負担金、これ、当初395人見込んでいて369人であったということですが、私に入る情報から言うと、途中で幼稚園や保育園をやめる方がいるのではないかなと思うんですが、そういうことについては何か把握しておられますか。そういう数が増えているということはないでしょうか、確認させてください。以上です。 77: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 78: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 コロナの関係です。  4月以降も接種を継続することについては、もう、かなりの接種したい方というのは、今まで個別通知をやって接種を済ませてられるんだと思います。あと、そこで接種していなかった方に限られた方だけですので、現在はホームページで接種のことは継続することは記載しています。また、ご本人には、接種していない接種券がお手元にあると思いますので、それを使っていただくということになります。  あとは、健康被害、副反応の関係。国からの通知、すみません、私、ちょっとその内容は存じ上げていないので、内容を調べまして、そこで町民の方に情報提供したほうがいいもの等あれば、そこは考えていきたいと思います。以上です。 79: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 80: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 年度途中での退園の状況ということでご質問いただきましたが、保育園、保育に欠けている場合に利用できるということですので、例えば年度途中で保護者さんが退職した場合であったりとか、それから、転出してしまったような場合ですとか、そういったところでの人数の変動は、毎年、年度途中でもございます。そんな状況になっております。以上です。 81: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 82: ◯4番【一石洋子君】 まず、コロナワクチンについてです。  二宮町は、全く副反応の情報をホームページに載せないような自治体とは違って、情報は載せています、こういうことがあり得ますみたいな形でね。でも、それは、かなりスクロールして下に行かないと見えなくて、やっぱりもう接種が終わるぐらいコロナの状況が改善している中、やっぱり副反応のリスクを負ってまで接種するということをかなり強く勧奨することについては考えなければいけないんじゃないかなと思いますので、やはりその副反応被害の情報を上に持ってくるということについては、いかがでしょうか。  あと、それから、保育園のこと、子育てのための給付金ですが、お母さんが就労をやめられて、おうちで保育されるという方もいると思いますが、例えば今日の所信表明にもありましたが、保育園で通常の対応では難しいような子供たちが増えているということで、やっぱり幼稚園に居づらくなっているような子がいるんじゃないかなと心配しますし、そのような情報も聞くのですが、それについては、担当課では把握していないということでしょうか。それだけ確認させてください。 83: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 84: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 コロナの関係のホームページで副反応の情報をもっと上のほうというか目立つところにというようなお話ですけれども、今のところ、コロナの順番を踏んでというんですかね、意義だとかいろんな接種を受ける方法とかいろいろ順番に書いていって、こんなリスクもありますというような画面構成でなっていると思います。なので、ちょっと下のほうではあるんですけれども、そこはしっかり載せていますので、今後、どういったホームページで適正に町民の方に伝わるかというのは考えながら、ホームページ、随時更新できますので、その中でどういう方法がいいかというのはよく考えていきたいと思います。以上です。 85: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 86: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 個別の対応が必要であったり、そういった配慮の必要なお子さんについて、園のほうも受け入れた園児さんに関して、いろいろな人員配置ですとかそういったものを工夫して対応をやっていただいているような状況になります。その中で、保護者さんのお考えで、例えば別の療育の施設に通われたりとかそういったことは可能性としては十分あるかというふうに考えております。以上です。 87: ◯議長【根岸ゆき子君】 大沼議員。 88: ◯12番【大沼英樹君】 まず、17ページの一般寄附金の企業版のふるさと寄附金とか、これ、何か具体的な利用とかそういうものがあったのかということをお聞きします。  次に、25ページの上のほう、住民税の非課税世帯等の生活支援事業というところで、これは実数が減ったということでよろしいのか、ちょっとその内容を教えてください。  次が27ページの一番上のところです。今、一石議員が聞かれたところだとも思うんですけど、児童手当支給事業のところで、まず、この保護者のほうの所得の変化とかでその基準とかが変わったとかいうことではないということですかね。  それと、あと、待機児童とかそういうものが、あるのかないのかというところを教えてください。  それと、次のページの29ページ、商工業振興対策経費、ここ、事業の継続支援金ということですけど、利用状況等を教えていただきたいと思います。  あと、もうちょっと下のほうに行って、狭あい道路の拡幅整備事業です。現在、町のほうで把握されている狭あい道路とかで、現状では予算余りが出ているというようなことなんですけど、必要性というか、これからの見通しというか、そういうものを教えていただきたいと思います。  あと、31ページの下のほうです、学校管理費の一色小学校教育施設整備事業について。ちょっと金額がここだけ大きく余りが出ているというような形になっているので、ご説明を願いたいと思います。  それと、あと、33ページの真ん中ら辺、子ども会活動支援事業、キャンプとかやらないということなんですけど、やらないとしても何か代替的な取組とかが何かないのか、もしくは、あったのかということを教えていただきたいと思います。以上です。 89: ◯議長【根岸ゆき子君】 企画政策課長。 90: ◯企画政策課長【神保和美君】 17ページの企業版ふるさと寄附金の関係です。  こちら、企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生の取組に対して企業が寄附を行った場合に最大で寄附額の9割が軽減されるというものになっておりまして、今回、東京のほうにある会社1社から100万円の寄附をいただくことになりました。こちら、町の総合戦略推進計画の中にある施策の中で新しい人の流れを生む魅力あるまちをつくる事業ということで、こちらのほうに寄附したいというお話がありましたので、今回、町のホームページのほうをリニューアルしましたので、そちらのほうに充当させていただくことになりました。以上です。 91: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 92: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 それでは、25ページの住民税非課税世帯等生活支援事業についてご説明申し上げます。  これにつきましては、予算取りのときに3,100件の件数を見込んでおりましたが、対象者が令和3年度及び令和4年度の住民税非課税世帯の臨時特別給付金を支給された世帯に送付いたしました。実際、件数は2,901件の対象がありまして、受け取れなかった方もいらっしゃいますので、2,855件の送付実績となっております。以上でございます。 93: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 94: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 27ページの児童手当の関係になります。  こちらのほう、今年度、制度が変わりまして、所得の額によって今まで特例給付が出ていた方について対象外になってしまうというような方も出てきておりますが、こちらでお調べしたところでは、大体90世帯ほどこちらの給付から外れた世帯があったというふうに、こちらのほうで計算として出ております。それ以外の世帯に関しましてなんですが、予算取りのときに前年度の受給者の数を参考にして予算立てしておりますので、どうしてもこの時期に減額で補正をさせていただくというふうな状況になります。
     それから、もう一つご質問いただいたのが待機児童のことになりますが、ここ数年、保育園、それから、学童保育所ともに、ほぼ待機児童ゼロということで年度初めスタートできているような状況になりますが、年度途中になりますと、どうしても数名お待ちいただくような事態がちょっと出てきてしまっているというのは現実にございます。なるべくそういった待機の方を受入れできるように、こちらのほうとしても入所の調整などをしていきたいというふうに考えております。以上です。 95: ◯議長【根岸ゆき子君】 都市部長。 96: ◯都市部長【宮嶋智也君】 それでは、29ページの商工振興対策経費の中の第三次の中小企業事業継続支援金なんですけれども、こちらについては、第三次とありますけれども、第一次、第二次を行って3回目になります。  3回目、予算を見積もるのに当たって、第2回目の実績を基に見積もっています。実際に状況としては、事業の事業費の減少率、売上げの減少率、これに基づいてパーセンテージを決めていますけれども、減少率30%以上の事業者の数は、見積りどおり、ほぼ予定どおり変わっていない状況なんですけれども、5%から30%未満の事業者の方が大分今回減っています。ということで、考えられるのは売上げが回復し始めているというようなことが要因の1つかなというふうに考えているところです。  続いて、狭あい道路の拡幅事業の関係なんですけれども、こちらの必要性ということで、当然、町のほうとしては一定の道路の幅員は必要だと思っていますので、必要性は高いと考えています。  今回、ここにあるのは物件の調査、こちらが今年度は少なかった。物件の調査というと、庭木であったり、あとは、塀ですとか門扉、こういったものがある場合に調査をして補償していくんですけれども、そういったところが少なかったので減額で補正をさせていただくというような形なので、実際にセットバックの申請自体が少なかったわけではなくて、申請は一定数来ています。ただ、そういった補償の物件が少なかったということが現状になります。以上です。 97: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 98: ◯教育総務課長【下條博史君】 31ページの一色小学校の体育館等改修工事の減額理由についてです。  結論から先に申し上げますと、減額の大きな理由は、入札による額の減ということになります。設計に当たりましては、国であったり一般的な単価基準を用いまして設計をしたほか、例えばどんちょうなんかも今回換えていますので、そういったどんちょうなんかは、業者さんから見積りを取って積算に当たって、その上で入札をかけたということです。17社応札がありまして、今回この金額に落ち着いたということで、しっかり工事はできております。以上です。 99: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育部長。 100: ◯教育部長【椎野文彦君】 私のほうからは、33ページの子ども会活動事業補助金の残というところです。  こちらは、夏休みの間にキャンプの開催を予定しておりましたが、ちょうどコロナの感染者数が大分増えた時期で開催できなかった状況です。それで、子育連さんが主体となっているんですけれども、代替の事業が何かできないかということで、11月の第4の日曜日、27日、地引き網体験ということで子育連さんが主催しております。各地区に声かけをして、大体110名程度の参加がありましたので、何とか代わりの事業ができたのではないかと考えております。 101: ◯議長【根岸ゆき子君】 大沼議員。 102: ◯12番【大沼英樹君】 25ページの先ほどの住民税の非課税世帯の関係ですけれども、実数が見込みよりも該当が少ない中、また申請も少なかったということなのかなと思うんですけど、申請されなかった方々の理由というか、どんな内情があるのかというところ、分かる範囲で結構ですけど教えていただきたいと思います。  それと、27ページの今の子ども・子育て支援給付経費の関係ですけど、年度途中で待機児童が発生しているケースも見受けられるというようなことだったんですけど、そこで前向きなというか解消できるような対策を取れないものかなと思うんですけど、その辺り、ちょっと取組があれば教えていただきたいと思います。以上です。 103: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 104: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 それでは、25ページの住民税非課税世帯等生活支援事業ですが、こちらにつきましては、商連の商品券1万円分を対象の方に書留で送付しております。それで、書留は、当然、受け取りのサインが必要になりますので、そのサインをしていただけなかった、不在だったりとか、1週間ぐらい郵便局に留め置きするんですけれども受け取らなかった、そういう方が返戻となっております。  また、町のほうとしても、そういう方たちに対しまして9月と10月に2回受け取りをというふうなお手紙をお送りしまして受け取るように催促したんですけれども、そのうちの何人かは宛先が不明だったりですとかそういうことがございまして、受け取りができなかったということになっております。以上です。 105: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 106: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 年度途中の待機児童の解消ということなんですが、一番はやはり保育士の確保になるかと思います。今年度も町内の園で年度途中で保育士の就職が決まって、ちょっと待機していただいた方を受入れできたというふうなところもございましたので、今後も各園と連携しながら、そういった保育士確保を町としても取り組んでいけたらというふうに考えております。以上です。 107: ◯議長【根岸ゆき子君】 松崎議員。 108: ◯7番【松崎 健君】 確定による補正、それから、見込み増減による補正がほとんどだ、よく分かりました。  まず、1点目なんですけれども、25ページの先ほどの大沼議員の続きなんですけれども、見込みが3,100ちょっとで実際は2,900。非課税世帯の情報というのは役場の中にあると思うので、どうしてこんなにずれが生じるのかということを教えていただきたいと思います。それが1点目。  それと、27ページの真ん中よりちょっと上、予防接種事業。これ、見込み減ということですけれども、これはコロナウイルス以外の予防接種ということだと思いますけれども、なぜこのように減になったのか、どのように分析しているのかということを教えてください。  それと、同じページ、少し下のほうに行きまして、ごみ処理広域化推進事業、これは見込み減ですね。これも、その原因、ごみの処理が少なくなったということだと思うんですけれども、その原因についてどう分析しているのか教えてください。  それから、31ページの下のほう、これも先ほどのと少し重複するんですけど、一色小学校教育施設設備事業、予算より大分低い額で入札ができたと、落札されたということ、先ほど説明がありました。それと、1ページめくって33ページ、二宮中学校教育施設整備事業、これも同じような状況だと思うんですけれども、こちらにつきましては、先ほどの説明では確定というふうにお話がありましたけれども、これ、恐らくこの契約を結んだ時点では、まだウクライナ侵攻による建築材料費の高騰というのがなかったからこういう結果に終わったんじゃないかなと思うんですけれども、今、確定という言葉がすごく引っかかるんですよね。本当に、これ、確定なのと。この先、どういうことが起こるのか予想されるのかと。恐らくこの額でできるとも思えないので、ちょっとその辺についてご説明ください。 109: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 110: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 それでは、25ページの住民税非課税世帯等の生活支援事業の見込みと実数の差なんですけれども、これにつきましては、令和4年度の給付が、この商品券を発送した時点で、まだ確定していなかったということがございます。  また、二宮町商店連合会の商品券になりますので、転出された方には送付しておりません。そういったもののずれが、このずれになっております。以上でございます。 111: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 112: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 27ページの予防接種事業です。  今回、減額の一番大きな原因なんですけれども、子宮頸がんワクチン、こちらのほうが、今まで過去に子宮頸がんワクチンの副反応があったために勧奨を中止されていました。それが、今年度から改めてまた勧奨をするというようなことで国のほうから制度が変わっています。それを見越しまして、ある程度の方が接種を受ける予算を当初組ませていただきました。しかし、実際に受ける方は、予定よりも少なかったというのが一番大きな原因になります。ほかの予防接種については、おおむね例年どおりの接種というような状況です。以上です。 113: ◯議長【根岸ゆき子君】 生活環境課長。 114: ◯生活環境課長【安藤好幸君】 広域の負担金の関係でございます。  広域の負担金に関しましては、例えば令和4年度、今年度持っている予算というのは、令和3年度に支払った分の清算と、今年度発生するだろう費用の見込みで組み立てられています。今回の補正につきましては、令和3年度に事前に見込んで支払ったものが、令和4年度になっての、令和3年の決算に基づいてその差額が発生したため、今回それぞれの施設において昨年度見込みで支払ったものに対して減の清算となりましたので、ここで清算を行うものでございます。以上です。 115: ◯議長【根岸ゆき子君】 財務課長。 116: ◯財務課長【須田泰弘君】 本補正予算の工事の額の確定による減というのがあるかと思います。こちらは、例で申し上げますと、31ページの体育館等改修工事ですとか温水シャワー設置工事、もうこの工事については、要はもう完成検査が終わって、もう既に支払っているものですので、要は物価が高騰しようが何だろうが、もう確定していますので、絶対に上振れはしないものです。  一方で、まだ補正していないものもございます。要は、まだ工事が3月でまだ続いているものについては工事の変更があり得ますので、それについては、要は補正予算をまだ上げていないというような状況になっております。以上です。 117: ◯7番【松崎 健君】 結構です。 118: ◯議長【根岸ゆき子君】 小笠原議員。 119: ◯6番【小笠原陶子君】 27ページの、ちょっと私の一般質問にも絡むかなと思って、ごみ減量化・再利用事業でございます。  消耗品費が、町指定ごみ袋が当初より増ということです、34万2,000円なんですが、それの読みというか、当初より増えたわけをある程度分析しているのではないかと思うのでお知らせください。  それから、29ページ、真ん中のところの南北駅前広場及び南北公衆トイレ等維持管理事業でございます。  北口のトイレの女子のトイレは、洋式トイレが壊れていて使えませんでした、1月は。それで、あとは和式しかなくて、足の悪い人には北口の公衆トイレは使えないという状況でございました。ですが、そういうことがなぜ載っていなくて、この光熱水費だけが載っているのかをお知らせください。  それから、31ページの教育振興費の自動車借上料に関しては、水泳授業の変更のためという説明でございましたが、どういうふうに変更されたのか、どういうふうに変えたのかを教えてください。以上です。 120: ◯議長【根岸ゆき子君】 生活環境課長。 121: ◯生活環境課長【安藤好幸君】 ごみ減量化・再利用事業、消耗品費、こちら、指定ごみ袋の購入費の増額でございます。  増額の要因ということなんですが、まず、予算を計上する際には、直近3年、過去3年の販売実績を基に見込みを立てて予算計上をしております。今回、不足が見込まれるということなんですが、生活から出る可燃ごみの実績、これ、昨年と比べてもさほど大きく変化しておりません、現状のところでございますが。というところで踏まえますと、これは恐らく推測ではございますが、各商店で持っておられるごみ袋のストックの消費の関係で、今回、不足が生じてきているのではないかなというふうに考えております。以上です。 122: ◯議長【根岸ゆき子君】 都市部長。 123: ◯都市部長【宮嶋智也君】 29ページの南北駅前広場及び公衆トイレの光熱水費の関係なんですけれども、こちらについては、おおむね電気料のほうの高騰による増額になります。電気料としては、この部分に南北駅前広場の電気ですとか、あとは、エレベーターの電気料ですとか、もちろんトイレも入っていますけれども、そういったものが高騰したということで増額をさせていただいています。  議員のおっしゃる修繕に関しては、1月、確かに女子トイレ、1つ使えなくて皆さんにご不便をおかけしたんですけれども、もともと持っていた予算の修繕費の中で詰まりを直すことができましたので、今回、補正には上げていないというような状況になります。 124: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 125: ◯教育総務課長【下條博史君】 31ページの自動車借上料の水泳授業の関連です。  数字で言いますと、予算のときには58台分のバスの借上げを持っておりました。結論から行くと、27台にこれが減っています。予算のときには、中学校は1年から3年まで、小学校も1年から6年までということで予定をしていたんですが、コロナの状況、あるいは、天候の状況によって、まず、中学校が水泳授業が行えませんでした。あと、小学校が、一色小学校のみ1年から4年が実施できなかったということで、バスの台数が減少したということになっております。以上です。 126: ◯議長【根岸ゆき子君】 小笠原議員。 127: ◯6番【小笠原陶子君】 すみません、プールの水泳授業なんですけど、全部、天気が悪かったからできなかったということなんですよね。確認です。コロナじゃなくて。              (「コロナもあったんじゃない」との声あり)  コロナでか。              (「はい、コロナです。両方」との声あり)  コロナでね、分かりました。結構です。 128: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 129: ◯5番【渡辺訓任君】 まず、21ページです。21ページの財政管理経費についてお伺いします。  この中で、財政調整基金を1万円積み増し、公共施設整備基金積立を4,800万円とされていますけど、これは、どういう根拠でこの額を設定されたか教えていただきたいです。  それから、あと、30ページです。30ページは、教育振興費の財源のほうを見ますと、国県支出が1,528万4,000円増えて一般財源が1,217万円減となっているんです。差引きすれば311万4,000円がプラス補正なんですが、ちょっとこの国、県の支出がどこから来ているのかというのがなかなか読み取れなかったものですから、その内訳について教えていただきたいと思います。  それから、あと、36ページのほうに参ります。36ページの上から2つ目、職員手当の内訳です。この中で、時間外手当、それから、休日夜間手当が随分減っているという印象を受けたんですが、これについては、時間外勤務、休日勤務というのが計画よりも非常に減っているのか、その辺の状況、ちょっと教えていただければと思います、お願いします。 130: ◯議長【根岸ゆき子君】 財務課長。 131: ◯財務課長【須田泰弘君】 それでは、まず、21ページの財政調整基金積立金と公共施設整備基金の積立金の根拠ということですけれども、まず、財政調整基金につきましては、まず、地方財政法7条に基づいて繰越金のうちの2分の1を翌々年度まで積み立てる必要がございます。令和4年度においては、繰越金の半分が約2億6,100万円でございます。9月の補正のときに1億7,000万円積み立てることができましたが、残りの約9,100万円強がまだ積み立てられていないという状況にございますので、まずは財政法に基づいて2分の1以上積もうということで1億円。  それから、公共施設整備基金につきましては、令和4年度の繰入予定額、いわゆる取崩し額が4,758万円ございます。ですので、今後の公共施設整備を踏まえて、繰入額と同額程度の4,800万円を積み立てるということでございます。  こちらの両方とも、一応新年度予算とセットで考えておりまして、新年度予算案のほうを見ていただきますと、財政調整基金、公共施設整備基金を相当数取り崩していますので、それもセットで考えながら、今回、このように積立てさせていただいたというところでございます。以上です。 132: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 133: ◯教育総務課長【下條博史君】 30ページの教育振興費の財源に関してです。  1,528万4,000円の内訳なんですが、この本補正予算資料の予算書の14ページ、15ページをちょっとご覧いただきたいんですが、2の国庫補助金の5の教育費国庫補助金がございます。こちらが今回増額で、351万7,000円ほど。これは、GIGAスクールと学校教育活動体制整備事業に充てられるものです。これが、まず、財源として充当されています。  30ページにお戻りいただいて、1,528万4,000円と今の説明の差額が1,176万7,000円となっております。これは、財務課さんのほうで新型コロナウイルス感染症対応の臨時交付金、こちらがICT教育推進事業の一部に財源充当されているということで、今回の財源補正となっております。以上です。 134: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務課長。 135: ◯総務課長【西岡英明君】 それでは、ちょっと給与費明細の関係で私のほうから答弁したいと思います。  まず、分かりやすいほうからお話しすると、休日手当に関してですが、これは消防の関係だけなんですね、休日手当が発生するのが。ここは全体の実績の中で、今回、予算的には残額が出るということで、100万円の減額をさせていただいております。  時間外手当のほうの関係ですが、これは幾つかの課にまたがっている状況にはなってございますが、大きく今回補正をさせていただいているのは、実は保健衛生の部分です。これ、先ほどからお話出ているワクチンの関係。これ、前年度から人件費も含めて繰越しをしている分があって、その事業費から時間外手当が出ている関係で、一般経費のほうの時間外手当の残額が出ているというような状況です。ですから、ワクチン接種の事業費、いわゆる国庫補助金がつくものを当然優先的に支出して、町の経費である一般経費のほうは、そちらのなくなったほうから切っていくというようなそんな状況になっているので、保健衛生のほうが大分大きな金額でマイナスをしているという状況で、全体を通すと大きく時間外が減っているという状況ではなく、当初、大体見込んだとおり、例年どおりに近い状況なのかなというふうには推測しているところです。以上です。 136: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 137: ◯5番【渡辺訓任君】 まず、財政調整基金、それから、公共施設整備基金についてなんですが、これは、そうしますと、半分を置いておくという規定からすると、2億6,000何がしということになると、来年度に向けては5億円以上のものが繰り越されると、そういうふうな受け止めでいいんですか。それ、ちょっと確認……。首を振っていますけれども、その辺。率直に言うと、じゃ、財政調整基金と公共施設整備基金、それぞれ今年度末の残額は、どれぐらいになっていくのか。  それから、あと、先ほど出ましたけれども繰越金ですよね。繰越金もどれぐらいで想定されているのか、それも確認させてください。  それから、2つ目の教育振興費の財源のことなんですが、今のお話だと、要するに、国のGIGAスクールと、それから、あと、この感染症対策のこの部分があるけれども、これ以外に国のコロナ対策っておっしゃっていたっけ……。そちらのほうの地方創生事業の関係なのかな、それからも充てていると、そういうふうな理解でよろしいでしょうか。それも確認させてください。  それから、あと、この時間外のことですね。金額的なことは先ほど課長から説明をいただきまして、繰越したものも活用する中でこうしているということなんですが、1つは、やはり実態として働き方も見直していこうというのが基本的にあると思うんですが、じゃ、実態としてはどうなのか。目に見えて時間外勤務が減っているのか、それとも、変わらないのか、その辺の状況についてもお聞かせいただきたいと思います。以上です。 138: ◯議長【根岸ゆき子君】 財務課長。 139: ◯財務課長【須田泰弘君】 まず、財政調整基金についてですけれども、年度末残高ということで申し上げますと、約9億8,300万円という形になります。  公共施設整備基金につきましては、今年度末が6億6,300万円という形になります。財政調整基金については、令和3年度末から令和4年度末ということでは4,000万円でしたかね、若干の増という形になっておりますが、公共施設整備基金については、ほぼ変わらないというような状況となっております。  続いて、教育費の教育振興経費の30ページの財源充当のお話なんですけど、少しちょっと複雑なんですが、新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金なんですが、こちらが各事業に充てられています。例えば、今回、補正で住民税非課税世帯生活支援事業であったりですとか商工業振興対策経費の第三次中小企業継続支援金などが減になっております。ここに財源充当していましたので、新たに充当しなければいけない部分が出てきております。そこをICTの事業に新たに充てさせていただいたので、国県支出金が増えていると。総額で行きますと、補正減というものが1,231万7,000円ありまして、新たに1,231万7,000円を財源充当しているというところでございます。以上です。 140: ◯議長【根岸ゆき子君】 政策部長。 141: ◯政策部長【志賀道郎君】 ちょっと若干回答が抜けていたのかなと思うんですが、今年度末の繰越金の見込みということでお話もあったんですが、実際のところ、今年度末の繰越金の見込みというのは、令和5年の当初予算で繰越金の歳入を見ていますが、それプラスアルファあるんだろうなということは当然想定しているんですが、現時点で5億とかということが分かっているわけでは決してなくて、これ、ちょっと決算を打ってみないと分からない部分がございます。  対して、今回、多分、渡辺議員のご質問に至った経緯というのが、恐らくこれまで9月補正、令和3年度予算を締めた時点の9月補正の段階で、そこの繰越金の2分の1を財政調整基金に積むことができていたんですね。ところが、令和3年度に限って申し上げれば、積めなかった。1億円ショートしていた。ので、ここで財源に若干の余裕があったので1億円積むことによってゼロベースに戻したということであり、令和3年度決算の繰越金を財調に積む分を、ここでやっと手当てできたということになります。以上です。 142: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務課長。 143: ◯総務課長【西岡英明君】 職員の時間外の関係ですが、先ほども少しお話ししたんですけれども、実際は、なかなか時間数として目に見えて減ってきているという感じにはなっていないです。ただ、少しずつですが減ってきているかなという感覚はあって、平成30年の頃は、平均で月平均19時間程度あったのが、令和3年ぐらいには17時間ちょっとぐらいまで減ってきていて、今年度に関して言うと、今現時点で、2月の時点では16時間まで減っている。ただ、3月は引継ぎ等もあって実はすごく多くなってしまう時期なので、本当に少しずつですが減りつつはあるのかなというところは数字上は出ていますが、ちょっと目に見えてどこまで減っているかというのは、なかなか非常に答えにくいところかなと思っています。以上です。 144: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 145: ◯5番【渡辺訓任君】 それでは、もう一度お伺いします。  繰越金については、要するに、9月まで確定は難しいというのが実際ですよね。ただ、この2分の1積み立てるルールに従ってということと、それから、あと、公共施設整備基金については、もともと、これ、この部分を積み立ててプラスマイナスゼロに年度としては持っていくというそういうお考えだったということで理解としてよろしいでしょうか。  それから、あと、この財源補正については、分かりました。  それと、あと、職員手当についてですけれども、これ、なかなかすぐには進まないということなんでしょうけど、これは、もう予算の論議になってしまうので、今度、その点については、方策については、また予算で論議をさせていただきたいと思います。 146: ◯議長【根岸ゆき子君】 財務課長。 147: ◯財務課長【須田泰弘君】 繰越しの考え方については、そのとおりでございます。今回、積むのは、令和3年度の決算によって令和4年度に繰り越された金額が約5億円ありまして、それの半分を、通常だったら9月で半分積めているんですが、ちょっと積めなかった分をこの3月で積むということで、令和4年度の決算を迎えて、来年度、また2分の1積みたいとは思っていますが、それについては、ちょっとまだ額については、まだ分からないといった状況でございます。以上です。 148: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。
    149: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 150: ◯5番【渡辺訓任君】 ちょっと待ってください。しばし。  それでは、私は、補正予算について賛成の立場で討論をさせていただきます。  今回の補正予算につきましては、事業支出の減少と、それから、歳入の増額、合わせて大体1億7,000万円ぐらいになると思いますが、そのうち、積立金に1億4,800万円を積み立てていくと、そういうふうな内容になっていると思います。実質的な事業につきましては、大きなものがありません。それで、毎回指摘をしているんですけれども、やはり生活道路の改修ですとか身近なところで手をつけていただきたいというようなこともたくさん聞きますので、そういう意味では、積立金につきましては先ほど処々の事由を伺いましたけれども、やはり生活に密着した事業についてもぜひ検討していただきたかった。このことを申し述べまして討論とさせていただきます。以上です。 151: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 152: ◯4番【一石洋子君】 私も、令和4年度二宮町一般会計補正予算に賛成の立場で討論させていただきます。  コロナ禍が収束するに向けて、様々な町民の方々の生活、それから、健康に、かなり憂慮するところが残るのではないかなと思います。それについては、この様々な事業でしっかりケアしていただきたいと思っております。  そして、一番気になりますのは、ワクチン接種事業です。これについて、やはり未曽有の膨大な接種をいたしました。これは、ワクチン接種というのは必ず副反応がつきものでありまして、やはりこれだけの量の接種をしましたら、副反応の量もかなり出ることは必至であります。しかしながら、現在、救済の申請が上がるも遅々として進まないゆゆしき状況がございます。やはり難しいほう、特に救済の申請にたどり着かない、アクセスできない方々が多いのではないかなと思って非常に心配するところです。ぜひとも、やはり1人も取り残さない二宮町の政策としましては、この副反応に苦しんで孤立化する人がいないように様々な啓発を、これからは、その副反応の被害の状況が何年続くか分からないわけですね。そういうことの情報が取れるような啓発の仕方が必要ではないかなと思っております。やはり科学技術立国として、この経験を次に備えることで、疫学調査も必要でございます。副反応の情報収集に尽力していただけますことを要望して討論といたします。以上です。 153: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第13号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 154: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第13号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後2時35分から始めます。                                   午後2時17分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後2時35分 再開 155: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────────────────────────────────  日程第11 議案第14号 令和4年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 156: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第11「令和4年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」町長提出議案第14号を議題といたします。 157: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 158: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 159: ◯町長【村田邦子君】 議案第14号の提案理由を説明いたします。  令和4年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ929万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ30億2,324万8,000円とするものです。  内容につきましては、健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 160: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 161: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長より提案いたしました議案第14号についてご説明申し上げます。  事項別明細の説明をさせていただきます。  6ページ、7ページをお願いします。  歳入です。  県支出金です。  県補助金、保険給付費等交付金、普通交付金の減は、歳出の審査支払手数料の見込みに合わせて減額するものです。  特別交付金の減は、特定健診等負担金の確定によるものです。  繰入金です。  他会計繰入金、一般会計繰入金、保険基盤安定繰入金及び財政安定化支援事業繰入金の増は、繰入金の確定によるものです。  8ページ、9ページをお願いします。  歳出です。  保険給付費です。  療養諸費、審査支払費、審査支払手数料は、令和3年度に発生した手数料の余剰金について、今年度の手数料の額から控除されたことに伴い減額するものです。  国民健康保険事業費納付金です。  国民健康保険事業費納付金は、繰入金の歳入補正に伴う財源補正です。  保健事業費です。  特定健診等事業費の特定健診委託料、特定健診データ入力委託料及び特定健診受診券通知等委託料の減は、委託料の確定によるものです。  基金積立金です。  基金積立金、国民健康保険財政調整基金積立金は、決算見込みから4,000万円を基金へ積み立てるものです。  諸支出金です。  償還金及び還付加算金、償還金、国庫支出金等返還金の増は、令和3年度社会保障・税番号制度システム整備費等補助金の精算に伴うものです。  10ページ、11ページをお願いします。  予備費です。  本補正に伴い2,480万2,000円を減額し、予備費総額を3,343万5,000円とするものです。以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 162: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。 163: ◯議長【根岸ゆき子君】 松崎議員。 164: ◯7番【松崎 健君】 それでは、1点だけ。  9ページの特定健診等事業400万の減額ですけれども、原因についてどう評価されているのか教えてください。 165: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て・健康課長。 166: ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 特定健診につきましては、特定健診の期間、町で行っている期間が6月から10月の期間行っています。これだけ減額になったという要因が、見込みなんですが、コロナの第7波が大体7月から9月の間で、第8波がそのまま10月から行われていますので、やはりコロナによる受診控えの影響が大きいかなと考えております。以上です。 167: ◯議長【根岸ゆき子君】 松崎議員。 168: ◯7番【松崎 健君】 受診控えという評価だったら、この健診の期間をもうちょっと延ばすとかする配慮というのはあってもいいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 169: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て・健康課長。 170: ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 いろいろ町のほうでも検討はさせていただいたんですが、コロナ禍で令和4年の7月から4回目の接種が病院のほうで始まりまして、また、令和4年の10月からオミクロン株の接種が始まったり11月から各病院のほうでインフルエンザの予防接種等が始まりますので、やはりなかなか病院のほうでは対応ができないので、ちょっと延長することは難しいと考えております。以上です。 171: ◯7番【松崎 健君】 結構です。 172: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 173: ◯5番【渡辺訓任君】 同じく9ページ、その下なんですけれども、国保の財調、国民健康保険財政調整基金積立てです。この4,000万円というのは、この4,000万円された根拠をひとつお聞かせください。以上。 174: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 175: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 基金につきましては、来年度の保険税ですとかそういったものの収納具合によりまして県に納付金を支払わなきゃいけませんので、その納付金を支払うためには4,000万必要だということで基金のほうを計算いたしまして積立てさせていただいております。以上です。 176: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 177: ◯5番【渡辺訓任君】 そうしますと、残高予測のほうも大体ちょっとお伺いしておきたいのと、令和5年度の予算には保険料そのものは改定しないということで、これも予算の審議になっちゃうんですけど、その部分の積立てがあれば代用ができる範囲になるのかと、そういうお考えでしょうか。以上です。 178: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 179: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 基金の残高につきましては、令和4年度の見込みで約1億5,000万円ぐらいを見込んでおります。  また、この基金を積むことによって、来年度、保険料を上げずに納付金を支払えるということで見込ませていただいております。以上です。 180: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 181: ◯議長【根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第14号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 182: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第14号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第12 議案第15号 令和4年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号) 183: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第12「令和4年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)」町長提出議案第15号を議題といたします。 184: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 185: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 186: ◯町長【村田邦子君】 議案第15号の提案理由を説明いたします。  令和4年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ362万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億4,705万9,000円とするものです。  内容につきましては、健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 187: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 188: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長より提案いたしました議案第15号についてご説明申し上げます。  事項別明細の説明をさせていただきます。  6ページ、7ページをお願いします。  歳入です。  繰入金です。  他会計繰入金、一般会計繰入金、職員給与費等繰入金の減は、広域連合健康診査事業補助金の確定に伴うものです。  諸収入です。  雑入の広域連合健康診査事業補助金の減は、補助金の確定に伴うものです。  広域連合後期高齢者保健事業補助金については、健康診査の受診率向上のための取組に対して補助されるものです。  8ページ、9ページをお願いします。  歳出です。  保健事業費です。  健康保持・増進事業費、健康診査費、健康診査事業の減は、委託料の確定によるものです。以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 189: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。
    190: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 191: ◯5番【渡辺訓任君】 それでは、2つです。  1点目は、7ページの歳入のほうです。ここの広域連合後期高齢者保健事業補助金ということで、保険者インセンティブ事業というふうにされています。これ、中身はフレイル予防というふうにも認識していたんですけれども、具体的に二宮町のほうで取り組まれたそういう事例があっての補助金の支払いなのか、それをひとつ確認させてください。  それから、もう一つ、先ほどの国保と同様なんですけれども、この特定検査の委託料がやはり減っている。これも同様にコロナの影響だというふうに受け止めてよろしいでしょうか。以上です。 192: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て・健康課長。 193: ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 まず、歳入のほうの補助金の関係なんですけど、こちらのほう、フレイル予防というわけではなくて、後期高齢の健診の受診率向上に向けての今年度限りの補助金でありまして、町では毎年、保健指導用のパンフレットとか、あとは、受診券の一斉発送を行いまして、よその市町村とまた違って、希望制ではなく受診券の一斉発送を行うということで受診率の向上を図っているということで、今年度限りの補助金が歳入として入るということになりました。  それと、後期高齢の健診の受診率の減額ということなんですが、先ほどの国民健康保険の特定健診と同様に、やはりコロナ……。後期の健診の時期がやはり同時期、6月から10月の時期になりますので、やはりコロナの影響が大きいかなと考えております。以上です。 194: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 195: ◯5番【渡辺訓任君】 そうしますと、この受診率向上のためにパンフを作ったり、それから、受診券を発送するというのは、二宮町がやっぱり取り組んでいるというのは、ほかでやられているわけでもないんですね。何かちょっとびっくりで、それは当然やることなのかなと思っていたので。やっぱり二宮も特別な取組をしていると、そういう理解でよろしいでしょうか。  それから、あと、後期高齢のほうは、10月から受診料が窓口負担がちょっと増えたりとか、実際にはこの特定健診の時期が10月までだから、さほどこちらの影響というのはなかったというふうに考えていいでしょうか。以上です。 196: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て・健康課長。 197: ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 パンフレットの作成とか一斉送信につきまして、ちょっと他の自治体の概要は分からないんですけど、町としまして健診の受診率向上につなげるために健診結果の見方とかそういうパンフレットを作ったりとか、あとは、一斉送信をすることによって皆さんのお手元に一斉に受診券が来るということで、私が対象者だということが認識できて受診率向上につながるということで、今年度限りなんですけど、国保連の補助金の要綱の中に適応しましたので、そちらのほうで申請して、交付を受けるような形を取っております。以上です。 198: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 199: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 10月から、一定所得のある方は、窓口で2割を負担していただくというふうなものに変わっておるんですけれども、特別に越えちゃったから何かというふうなお話は、窓口で承っておりません。また、予算的にも、これといった影響はここにはございませんので。  ただ、来年度の予算としましては、一部、広域連合の繰入金が減になりますが、結果として交付税も減となりますので、プラマイはゼロというふうな形になります。以上でございます。 200: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、これをもって……。すみませんね。 201: ◯議長【根岸ゆき子君】 松崎議員。 202: ◯7番【松崎 健君】 確認させてください。ちょっと私の理解不足かもしれないんですけれども、7ページの広域連合、後期高齢者保健事業補助金、これは、先ほどの渡辺議員の質問ではフレイル予防じゃないかということだったんですけど、フレイル予防ではなくて、健診受診率向上に向けて今期限りの取組という説明がありました。実際に、今期限りの取組ということで、9ページで実際にどういった歳出があるのかというのがちょっとぴんと来ないんですけれども、9ページで言うとどこに当たるんですか、その実際の取組は。 203: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て・健康課長。 204: ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 こちらの9ページのほうは、検査の委託料という形で委託料の減額をしているのみです。実際は、今回、減額はしていないのでこちらのほうで数字は出ていないんですけど、当然このパンフレットの作成の消耗品とか通信運搬費の中でこれが対象になっているということで計上しております。だから、今回のこの補正予算の中には上がっておりません。以上です。 205: ◯7番【松崎 健君】 分かりました。納得しました。 206: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 207: ◯議長【根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第15号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 208: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第15号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第13 議案第16号 令和4年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第4号) 209: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第13「令和4年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第4号)」町長提出議案第16号を議題といたします。 210: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 211: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 212: ◯町長【村田邦子君】 議案第16号の提案理由を説明いたします。  令和4年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第4号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,207万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ28億7,528万6,000円とするものです。  内容につきましては、健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 213: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 214: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長より提案いたしました議案第16号についてご説明申し上げます。  6ページ、7ページをお願いします。  事項別明細の説明をさせていただきます。  歳入です。  国庫支出金です。  国庫負担金、介護給付費負担金の現年度分は、保険給付費の補正に関連して減額をするものです。  国庫補助金、調整交付金の現年度分も、保険給付費の補正に関連して減額をするものです。  地域支援事業介護予防交付金の現年度分は、地域支援事業費の介護予防・生活支援サービス事業費及び一般介護予防事業費並びにその他諸費の補正に関連して増額をするものです。  地域支援事業包括的支援等交付金の現年度分は、地域支援事業費の包括的支援事業及び任意事業費の補正に関連して減額をするものです。  支払基金交付金です。  支払基金交付金、介護給付費交付金の現年度分は、保険給付費の補正に関連して減額をするものです。  地域支援事業支援交付金の現年度分は、地域支援事業費の介護予防・生活支援サービス事業費及び一般介護予防事業費並びにその他諸費の補正に関連して増額をするものです。  県支出金です。  県負担金、介護給付費負担金の現年度分は、保険給付費の補正に関連して減額をするものです。  県補助金、地域支援事業介護予防交付金の現年度分は、地域支援事業費の介護予防・生活支援サービス事業費及び一般介護予防事業費並びにその他諸費の補正に関連して増額をするものです。  地域支援事業包括的支援等交付金の現年度分は、地域支援事業費の包括的支援事業及び任意事業費の補正に関連して減額をするものです。  繰入金です。  他会計繰入金、介護給付費繰入金の現年度分は、保険給付費の補正に関連して減額をするものです。  地域支援事業介護予防繰入金の現年度分は、地域支援事業費の介護予防・生活支援サービス事業費及び一般介護予防事業費並びにその他諸費の補正に関連して増額をするものです。  地域支援事業包括的支援等繰入金の現年度分は、地域支援事業費の包括的支援事業及び任意事業費の補正に関連して減額をするものです。  一般会計繰入金の事務費等繰入金は、総務費の補正に関連して減額をするものです。  低所得者保険料軽減繰入金は、軽減対象者数の増に伴い増額をするものです。  8ページ、9ページをお願いします。  基金繰入金、介護給付費準備基金繰入金は、保険給付費等の補正に関連して減額をするものです。  諸収入です。  雑入、第三者納付金は、交通事故による第三者の不法行為によって生じた保険給付について求償したものです。  10ページ、11ページをお願いします。  歳出です。  総務費です。  介護認定審査会費、認定調査等費、介護認定調査等事業の手数料は、主治医意見書作成手数料で、新規申請者の増に伴い増額するものです。  運営協議会費、介護保険運営協議会等事業の非常勤特別職報酬は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、1回目の介護保険運営協議会及び地域密着型サービス運営委員会を書面開催としたため減額するものです。  保険給付費です。  サービス等諸費、介護サービス等諸費、介護サービス等諸費給付事業は、要介護認定者を対象とした給付費で、施設介護サービス給付費は、利用者数等の増に伴い増加したものの、地域密着型介護サービス給付費及び居宅介護福祉用具購入費、居宅介護住宅改修費、居宅介護サービス計画費は、当初見込みより少なくなったため減額するものです。  介護予防サービス等諸費、介護予防サービス等諸費給付事業は、要支援認定者を対象とした給付費で、利用者数等の増に伴い介護予防サービス計画費は増加したものの、地域密着型介護予防サービス給付費及び介護予防住宅改修費は、当初見込みより少なくなったため減額するものです。  その他諸費は、財源補正に伴うものです。  高額介護サービス費の高額介護サービス費支給事業及び高額医療合算介護サービス費の高額医療合算介護サービス費支給事業は、対象者数の減に伴い減額するものです。  12ページ、13ページをお願いします。  特定入所者介護サービス費の特定入所者介護サービス費給付事業も、対象者数の減に伴い減額するものです。  地域支援事業費です。  介護予防・生活支援サービス事業費の訪問・通所・生活支援サービス事業は、利用者数の増に伴い増額するものです。  高額介護予防サービス費の高額介護予防サービス費相当支給事業は、対象者数の減に伴い減額するものです。  一般介護予防事業費の地域介護予防活動支援事業の地域介護予防活動支援事業委託料は、地域の通いの場への健康運動指導士派遣のための委託料で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止した分を減額するものです。  包括的支援事業及び任意事業費、包括的支援事業費の地域包括支援センター運営事業の非常勤特別職報酬は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、1回目の地域包括支援センター運営協議会を書面開催としたため減額するものです。  自動車借上料は、入札により訪問等に使用する自動車のリース料が確定したことにより減額するものです。  地域支援任意事業費の地域支援任意事業の介護相談員謝礼は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、介護相談員が事業所を訪問できなかったことに伴い減額するものです。  その他諸費、審査支払手数料の審査支払事務事業は、サービス利用者の増に伴い増額するものです。  14ページをお願いします。  給与費明細書です。  1、特別職の表の区分欄、一番下の比較欄をご覧ください。  報酬の欄です。  介護保険運営協議会及び地域包括支援センター運営協議会並びに地域密着型サービス運営委員会を書面開催したことにより、19万8,000円の減額となります。以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 215: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。 216: ◯議長【根岸ゆき子君】 大沼議員。 217: ◯12番【大沼英樹君】 11ページからの、これ、全般的になんですけど、介護サービスの給付費というのがかなり減額になっているというところの部分なんですけど、結局この介護事業所での利用がかなり減っているということだと思うんですけど、だから、介護事業所自体の運営状況とかそういったところは安全に経営というか運営ができているのかということを、まず、1点気になりました。  それと、あと、あまり今は公表もされないのかもしれないんですけど、そういう各施設の中でのコロナウイルスの集団感染みたいな形の院内感染というかそういうものがかなりあるというようなことを各方面から耳にしておりますけど、その辺り、担当のほうではどのように見ておられるのかを教えてください。 218: ◯議長【根岸ゆき子君】 高齢介護課長。 219: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 まず、1点目の給付費全般についてになります。  利用者の減というところではなくて、利用者については、認定者数ともに増えているので、実際には給付費、令和3年度より、現状、増えてきているような状況なんですが、こちらのほうの当初見込みでもう少し増えるだろうと思っていたところまでは伸びなかったというようなところでの減をさせていただいているというような次第になります。  安全運営面につきましては、各事業所ともに非常にコロナの関係は厳しく感染対策というのを講じて当たってくださっているので、基本的には安心して通っていただけるというような形にはなっているというふうに認識をしています。  コロナ集団感染に対する把握ということにつきましては、施設内で発生した場合には、役場のほうにも、それから、平塚の保健福祉事務所等にもその内容を報告するというような流れがちゃんとできておりますので、町のほうとしても把握をさせていただいて、例えば物品で足りないものなどがないかというような調整を各機関とさせていただいているような対応をさせていただいている次第です。以上になります。 220: ◯議長【根岸ゆき子君】 松崎議員。 221: ◯7番【松崎 健君】 先ほどのお話で、給付者、増えているけれども思ったほどは増えなかったという話がありましたけれども、なぜ思ったほど増えなかったのか、その背景、原因、どのように評価しているか教えてください。 222: ◯議長【根岸ゆき子君】 高齢介護課長。
    223: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 給付費の積算をさせていただくに当たりましては、例年のやはり実績、それから、伸び率というようなものを見ながら、認定者数の状況なども加味をさせていただいているところなんですけど、やはりコロナがある中では、こちらの想定している以上の利用者にはつながらないというような部分もありますし、サービスの内容によっては非常に多くなっているというようなものもあって、給付費については、増減を今回補正でさせていただいているという次第になります。以上です。 224: ◯議長【根岸ゆき子君】 松崎議員。 225: ◯7番【松崎 健君】 先ほどと同じように、やはりコロナの影響が大きかったということですけれども、同時に、先ほど大沼議員からの質問に対して、そういった対策は万全に講じられているということなので、もっとその辺を、コロナの心配ないんですよということをアピールすることによって思ったほど増えなかったという結果にならないで済んだのかなと思うんですけど、その点のアピールはいかがでした。 226: ◯議長【根岸ゆき子君】 高齢介護課長。 227: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 利用者に対しましては、例えば利用したいという中では大丈夫というようなPRはもちろんさせていただいている次第です。ただ、こちらのほうから積極的に介護施設使えますよというようなPRは、ちょっと控えているような形かなというふうに認識しています。 228: ◯7番【松崎 健君】 結構です。 229: ◯議長【根岸ゆき子君】 小笠原議員。 230: ◯6番【小笠原陶子君】 13ページの下から2個目の地域支援任意事業の介護相談員謝礼は、コロナで事業所に訪問できなかったというのは、とても町と契約して働いている人も残念だったと思うんですけど、収入が減って。そういう状況はあったんだと思うんですけど、実態はどうだったのかということと、訪問できない方から、じゃ、本来、介護相談員がすべきことを違う形でやれたのかどうなのかというのを確認したいんです、今後もそういうことあるでしょうから。以上です。 231: ◯議長【根岸ゆき子君】 高齢介護課長。 232: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 収入面という部分につきましては、相談員さんと直接そういったお話を、すみません、したことはないですし、お声として上げていただいたというような実態もちょっとないような状況になります。  通えない、訪問できないというような部分につきましては、再開に向けてというようなのは各事業所のほうへ町のほうからも連絡をさせていただいていますし、相談員さんが行かれた、近くを通ったときなどにお声かけさせていただいて、近々どうですかというようなアクションを起こしていただくこともあります。  実際には、今後のコロナが落ち着いてきてというような中で、各施設、本当に徹底した管理をしてくださっているので、なかなか施設のほうに赴いてというのは、まだまだ難しいというふうには聞いているんですけど、それをできるようにというようなところの中では、相談員さんたちの研修というような形で再開したときの支援につながるようなことを定例的に集まって勉強するなどというような形で、今、対応をさせていただいて、再開したときには、すぐに行けるようにというような体制を整えているというような状況になります。以上です。 233: ◯議長【根岸ゆき子君】 小笠原議員。 234: ◯6番【小笠原陶子君】 例えば会議だったら書面会議とかに変えたりしているわけなので、できればリモートをうまく活用できるといいけど、相手があることで、そう簡単にはいかないと思うので。近くに行ったら聞くとかじゃなくて、せめて電話で聞き取りをするとか、そういう努力を私はしたほうがいいと思うんですけど、その辺、そういう部分については、いかがですか。 235: ◯議長【根岸ゆき子君】 高齢介護課長。 236: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 やり方につきましては、今後、また、施設さんのほうとの相談というのももちろんあると思うんですが、今までの形ですと、相談員さんが訪問して入所されている方から直接お声を聞いてというようなことをしていたので、例えばリモートになってしまうとか電話になってしまうと、それを取り次ぐ職員の方が必要になってしまうというようなところで、現状の介護の施設の職員さんの手間というような部分では、介護保険の部分以上のもの、以外のものというんですかね、をお願いするような形にはなってしまうのかなというところは危惧しているので、今後、どういった方法がいいかとか、どういったことができるかというのは、いろいろと話合いをしていきたいなというふうに思います。 237: ◯6番【小笠原陶子君】 結構です。 238: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 239: ◯5番【渡辺訓任君】 2つお伺いします。  1つ目は、11ページです。11ページの保険給付費の中のサービス等諸費、介護サービス等諸費についてです。  先ほども、見込み数と現実のばらつきがあるということだったんですが、この中で、一般にサービスが減っている中で施設介護サービス給付費が伸びているんですけど、これは、もう単純に利用者がこれについては増えているというふうに捉えていいんでしょうか。  それと、13ページです。13ページの地域支援事業費、この中の介護予防・生活支援サービス事業、訪問・通所・生活支援サービス事業ですが、これも先ほどと同様に、ほかが当初の見通しよりも減っていると言われる中でも、この訪問・通所・生活支援サービスというのは、やはり増えています。その辺について、背景というか事情を教えていただければと思います。よろしくお願いします。 240: ◯議長【根岸ゆき子君】 高齢介護課長。 241: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 まず、1点目になります。11ページのほうの施設介護サービス給付費が増えているというような部分については、件数としては、見込んでいた件数とさほど変わりがない、月平均ですと、今、4件程度増えているというような状況なんですが、やはり施設利用なので、月額を考えますと、料金のほうがほかのサービスに比べるとどうしても高いので、積算のときの乖離で、今回、こちらは増、ほかの部分は減というようなことをさせていただいているというような次第になるかと思っています。  13ページのほうの訪問・通所・生活支援サービス事業の部分につきましては、要支援者の方に利用いただいているサービス費というところになるんですけど、コロナになって令和2年度は大分減ってしまっていたというような実績があるんですが、令和3年、今回、令和4年と、非常に要支援者の数、増えているような状況になっています。その背景の分析としましては、医療機関に例えば入院をした後、医療機関のほうから介護保険の申請をしていますかというような案内が非常に定着してきているのかなというふうに感じています。そちらでサービスの申請をしていただきますと、認定をずっと継続するというような形で非常に伸びているのかなというような部分、それから、やはり社会参加の減というような部分では、フレイルというようなところで施設の利用を希望される方が非常に増えているのかなというようなことを把握している次第になります。以上です。 242: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 243: ◯5番【渡辺訓任君】 この訪問・通所・生活支援のほうなんですけれども、やはりコロナのこともあって、逆に、今度、支援を受けようと。要支援者も増えているけれども、それにプラスアルファして、要するに出ていくと。家にいないで、そういうサービスを受けるという方が増えたということでしょうけど、その辺で、1つは、コロナで事業者さんのほうが本当に対応し切れているのかなという心配があります。急に増えたというそういうお話を伺ったり、それから、一時期は、やはり、どうやって感染予防するかという介護者のご自身の感染予防の話もあったりして、その辺で人材確保ですとかその辺の状況は大丈夫なのだろうかということが1点です。  それと、あと、11ページのほうに戻りますけれども、お伺いしたいのは、やはり単価の問題もあって、件数以上にこの伸びが反映しているというそういうふうな理解でよろしいでしょうか。  それと、あと、施設介護ということになると、先ほど要支援者に対するサービス同様に、やはり居宅よりも施設のほうを使っていただくとかそういうのが増えたのかなというそういう印象も受けたんですけど、そこの認識はいかがでしょうか。以上です。 244: ◯議長【根岸ゆき子君】 高齢介護課長。 245: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 1点目が介護人材の部分になるかと思うんですが、事業所からよく聞く部分につきましては、スタッフの方も高齢化をしている、募集をしても応募という部分はなかなか厳しいというようなお話はよく聞くんですが、各事業所ともに努力いただいて、受け入れられるようにというようなことを非常に努力していただいているのかなというふうには感じています。  町のほうとしましても、人材育成という部分につきましては、受講料の補助をするというようなところでのサービス、サービスというんですかね、町の利用のほうはあるんですが、なかなか就労に結びつかないというようなところも感じているところなので、受講料の補助を利用された方への就労への呼びかけとか、あとは、運転者講習の部分で、移動のドライバーさんという部分については、例えばその講習を受けていただければ車椅子に乗せて補助をするというような技能も学んでいただくので、それなりの知識を得ていただいてというようなところになるので、そういった部分で、各事業所さんが例えば困っているというような方がいれば、こちらのほうとマッチングできるような何かというようなところができないかというようなところを模索しながら、今後も町としてできることというのを支援していきたいなというふうには感じています。  2点目の11ページの先ほどの件数とか単価という部分につきましては、一概には言えないと思うんですけど、基本的には利用者は年々増えてきていて、サービス量が伸びてきているというようなところでのご認識をいただくのが一番いいのかなというふうには思っております。  3点目になります。施設の利用で、居宅より施設のほうをというふうな傾向があるのかという部分につきましては、細かい分析まではちょっとできていないんですけど、その施設利用の中でも老人保健施設への利用が、今回、非常に伸びているというような結果が出ていたので、病院等に入院された後にリハビリというような形でそちらの施設に短期的に行かれる方が多かったのかなというようなところを一応推測しているような状況になります。以上です。 246: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 247: ◯5番【渡辺訓任君】 今のところ、予算上、こういうふうに組むじゃないですか。それで、心配しているのは、予算は組んだけれども、要するにサービスを提供するのは人だから、予算は余らしても人が足りなくて実際サービスが提供し切れないとかそういうことを想像しちゃうんですけれども、その辺は、今のところ大丈夫という理解でいいでしょうか。以上です。 248: ◯議長【根岸ゆき子君】 高齢介護課長。 249: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 個別のケースになりますと、全てに対応できているかと言われるとなかなか難しい部分はあると思うんですが、なるべく希望していただいたものに対して提供できるようなというところは各ケアマネさんも努力いただいているというような状況なので、町のほうに直接苦情というか意見というような形で上がってきているようなのは、現状、私のところには聞いていないような状況になります。以上です。 250: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 251: ◯議長【根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第16号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 252: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第16号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第14 議案第17号 令和4年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第4号) 253: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第14「令和4年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第4号)」町長提出議案第17号を議題といたします。 254: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 255: ◯議長【根岸ゆき子君】 議案第17号の提案理由を説明いたします。  令和4年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第4号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ27万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億5,830万6,000円とするものです。  内容につきましては、都市部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 256: ◯議長【根岸ゆき子君】 都市部長。 257: ◯都市部長【宮嶋智也君】 ただいま町長よりご提案いたしました議案第17号の内容についてご説明申し上げます。  6ページ、7ページをお願いいたします。  事項別明細の説明をさせていただきます。  歳入です。  分担金及び負担金です。  負担金。  下水道事業受益者負担金、現年賦課分は、納期前納付による一括納付が見込みより多かったことによるものです。  繰入金です。  他会計繰入金、一般会計繰入金は、職員の人件費分を減額するものです。  8ページ、9ページをお願いします。  歳出です。  総務費です。  下水道総務費、一般管理費、一般経費は、職員手当等の減です。  下水道運営経費の納期前納付報償金は、歳入で説明をしました受益者負担金の一括納付が見込みより多かったことによるものです。  消費税及び地方消費税は、令和3年度事業分の確定申告納付額及び令和4年度の中間申告納付額の増によるものです。  次の10ページの給与費明細書につきましては、一般会計と同様ですので説明を省略させていただきます。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 258: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。 259: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 260: ◯5番【渡辺訓任君】 9ページの消費税及び地方消費税についてお伺いします。  令和3年度の確定申告と令和4年度の中間申告の影響ということですけれども、具体的にはどういった理由によるものでしょうか。事業料が増えたのか、それとも経費が減ったのか、その辺をお聞かせください。 261: ◯議長【根岸ゆき子君】 下水道課長。 262: ◯下水道課長【石原慎也君】 消費税の関係ですけれども、何がというのはなかなかちょっと難しい話なんですけれども、どうしても入と出のバランスという形になってしまいます。例えば、入の中でも一番主立ったものというのは下水道の使用料になるわけですけれども、それは消費税を含むものということで、一旦消費税は町のほうでお預かりをさせていただくと。出のほうの関係、歳出のほうにつきましては、主立ったものといえば、枝線工事の関係になります。それは、町から業者に払うことによって、消費税も含んで手元から消費税分がなくなると、それの差になるんですけれども、ほかのものも全て含めた中での積み上げという形で算出されますので、何がというのは難しいんですけれども、ただ、3年度なんですけれども、2年度に比べまして枝線工事につきましては若干の減という形になっていますので、どうしても工事に関しては、範囲ですとかその場所によって増減というのが出てきてしまいますので、そういったものの影響があったのかなというふうには考えてございます。以上です。 263: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 264: ◯5番【渡辺訓任君】 そうしますと、納めるほうの消費税が、どちらかというと減ったのか、減ったということで、差引きの納税額が増えたという理解でよろしいでしょうか。  それと、あと、業者さんからすると、これは町のほうにインボイス対応を求められることになるのでしょうか。今年の10月からか。以上です。 265: ◯議長【根岸ゆき子君】 下水道課長。 266: ◯下水道課長【石原慎也君】 まず、消費税の関係でございますけれども、こちらは先ほどのように一概にこれというわけではないんですけれども、確かに出として主立ったものが若干減ったというのは事実ですし、ただ、ほかの積み上げも含めた中で算定をした結果という形になっております。  下水道使用料につきましても、2年、3年というのはほぼ同じような金額になってきていますので、そういったバランスという形になっております。  それと、あと、インボイスの関係ですけれども、こちらにつきましては、下水道事業につきましては、適格事業者ということで、今、申請の手続のほうは進めておりますので、今年の10月からですかね、下水道につきましては下水道使用料の関係、そちらが消費税含まれるものですので、そちらは明記をしていくという形になります。以上でございます。 267: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 268: ◯議長【根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第17号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                     (賛成者起立) 269: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第17号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第15 議案第18号 令和5年度二宮町一般会計予算  日程第16 議案第19号 令和5年度二宮町国民健康保険特別会計予算  日程第17 議案第20号 令和5年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算  日程第18 議案第21号 令和5年度二宮町介護保険特別会計予算  日程第19 議案第22号 令和5年度二宮町下水道事業会計予算 270: ◯議長【根岸ゆき子君】 お諮りいたします。日程第15「令和5年度二宮町一般会計予算」町長提出議案第18号、日程第16「令和5年度二宮町国民健康保険特別会計予算」町長提出議案第19号、日程第17「令和5年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」町長提出議案第20号、日程第18「令和5年度二宮町介護保険特別会計予算」町長提出議案第21号、日程第19「令和5年度二宮町下水道事業会計予算」町長提出議案第22号を一括議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」との声あり) 271: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 272: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 273: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。
    274: ◯町長【村田邦子君】 それでは、5件の一括提案をさせていただきます。  議案第18号「令和5年度二宮町一般会計予算」の提案を申し上げます。  一般会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ89億7,700万円で、前年度から1.3%の増となっております。  議案第19号「令和5年度二宮町国民健康保険特別会計予算」の提案を申し上げます。  国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ28億5,283万5,000円で、前年度から3.6%の減となっております。  議案第20号「令和5年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」の提案を申し上げます。  後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ10億1,944万8,000円で、前年度から1.0%の増となっております。  議案第21号「令和5年度二宮町介護保険特別会計予算」の提案を申し上げます。  介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ29億1,828万3,000円で、前年度から3.3%の増となっております。  議案第22号「令和5年度二宮町下水道事業会計予算」の提案を申し上げます。  下水道事業会計予算につきましては、令和5年度より地方公営企業法を適用し、公営企業会計に移行します。予算の総額につきましては、収益的支出の7億6,083万円と資本的支出6億7,605万5,000円を合計した14億3,688万5,000円の支出となっております。以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。 275: ◯議長【根岸ゆき子君】 ここで暫時休憩をいたします。休憩後の会議は午後3時40分から始めます。                                   午後3時31分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後3時40分 再開 276: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────────────────────────────────  日程第20 (仮称)議会基本条例推進特別委員会の設置について 277: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第20「(仮称)議会基本条例推進特別委員会の設置について」を議題といたします。  ここで、特別委員会設置について検討していただいてきました議会基本条例推進委員会の委員長のほうから、経緯や理由について少し説明をしていただきます。 278: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺委員長、お願いします。 279: ◯5番・議会基本条例推進委員長【渡辺訓任君】 それでは、報告をいたします。  前期の議会基本条例推進委員会では、政治倫理基準に、ハラスメント、名誉の毀損など、人権侵害の禁止、反社会的勢力と一切の関係を持たないことの2点を加えました。また、研修を実施いたしました。  その申入れの中で、今後の方向性として、条例制定も見据えて仕組みづくりの作業を進めることを申し送っています。  議長からは、12月定例会後、基本条例推進委員会に対して、その所掌事務の内容等に対する特別委員会の設置が打診をされました。  1月の研究調査会で、前期の議会基本条例推進委員会からの引継ぎ事項と議長からの提案、議会基本条例推進委員会の所掌事務の内容等に対する特別委員会の設置に伴う課題を確認し、2月1日の委員会、そして、本日の委員会で提案に至りました。  提案の内容についてご説明いたします。  まず、目的でございます。  政治倫理規定の実効性を高めるために特別委員会を設置します。  目的の内容は、取決めの形式、条例、規則、規程、要綱など、法制化のレベルも含めて提案します。  2点目は、体制です。  組織、事案発生時の流れです。  3点目に、研修の実施を行います。  そして、名称は、政治倫理推進特別委員会と提案したいと思います。  そして、この本会議で承認された後、発足をいたしまして、議会に対しては、先ほどの目的の提案を行い、その時点で解散を行っていくということです。  組織につきましては、9名で構成をするということで、現在の議会基本条例推進委員をそのまま当てることを提案いたします。以上、報告といたします。 280: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、皆様にお諮りをいたします。本特別委員会の4点の事項について、今、議会基本条例推進委員長からもご報告がございましたとおり、目的につきましては、政治倫理規程の実効性を高めるため、1)取決めの形式、2)体制(組織、事案発生時の流れ)、3)研修の実施について、議会に対し提案を行う。  任期につきましては、目的が達成され審査が終了するまで、名称につきましては、政治倫理推進特別委員会として設置、定数につきましては、9名としたいと思っております。これについてご異議ございませんでしょうか。                  (「異議なし」との声あり) 281: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。では、よって、そのように決しました。  次に、お諮りをいたします。ただいま設置されました特別委員会の委員の選任につきましてです。これも、ご提案あった内容に基づき、羽根議員、岡田議員、一石議員、渡辺議員、小笠原議員、松崎議員、古谷議員、大沼議員、そして、私、根岸の以上9名を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」との声あり) 282: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました9名の議員を本特別委員会の委員に選任することと決しました。  本特別委員会の正副委員長の選任をお願いいたします。  暫時休憩します。                                   午後3時44分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後3時46分 再開 283: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま休憩中に特別委員会が開催され、正副委員長が決まりましたので、お知らせをいたします。  渡辺議員が委員長に、小笠原議員が副委員長に決定をいたしましたということで、報告を終わります。  ──────────────────────────────────────────── 284: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、本日は、これにて散会といたします。  次回の本会議は、3月9日木曜日午前9時30分より開催いたしますので、よろしくお願いいたします。お疲れさまでございました。                                   午後3時47分 散会 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...